クラリオンは12月2日、アップルコンピュータとのコラボレーションにより、iPodと連携可能なカーオーディオ機器の開発を発表した。車載モニターに、iPodの液晶画面や操作キーを表示し、操作できるというもの。商品化第一弾の「iPod対応DVD/ワイド7インチAVセンターユニット」は2005年1月に北米で発売する予定だ。
専用ケーブルでiPodとセンターユニットを接続するだけで、モニター画面にiPodの液晶画面や操作キーを仮想表示。タッチパネルを使って快適&安全にiPodを操作できる。電源供給や充電機能もあり、iPodの車載ドッグ兼リモート端末として利用できそうだ。
クラリオンでは、北米での発売を機に、iPod対応のオーディオやカーナビゲーションシステムなどを順次、国内や欧州でも発売する予定だという。アップルコンピュータのiPodプロダクト・マーケティング部長のスタン・イング氏は、「車は、音楽を聴く上で最適な環境の一つ。クラリオンの画期的なソリューションは、音楽愛好家がiPodを使って簡単に音楽コレクションを楽しむ場所として、“車室内”という選択肢を増やしたことになる」とコメントしている。
なお、「iPod対応DVD/ワイド7インチAVセンターユニット」は2005年1月6日に米ラスベガスで開幕する「2005 International CES」のクラリオンブース(米国法人のClarion Corporation of America)に展示される予定だ。
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