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» 2004年12月07日 14時04分 公開

世界最高発電性能の“空飛ぶイルカ”〜純国産の小型風力発電機

小型風力発電機専業メーカーのゼファーが、定格出力1キロワット機クラス最軽量となる小型風力発電機「エアドルフィン」を来年秋から量産開始する。予定価格は30万円。

[ITmedia]

 小型風力発電機専業メーカーのゼファーは、小型風力発電機「エアドルフィン」の量産を来年秋から開始すると発表した。本体の予定価格は30万円(コントローラー内蔵)。

photo 小型風力発電機「エアドルフィン」。前(左)と後ろ(右)

 小型発電機市場で要望の多い定格出力1キロワットに対応した風力発電機。2002年に行われた産学官共同研究開発プロジェクト「プロジェクト-Z」から生まれ、2003年には経済産業省の補助事業にも採択された純国産モデル。

 新開発の翼型と、ブレード素材に軽量な炭素繊維強化プラスチックを採用することで本体重量を15キログラム以下とし、1キロワット機クラス最軽量となる1ワット当たり15グラム(従来機では大型含め50〜200グラム/ワット)を実現した。

 姿勢制御によって風向を確実に捉えて発電効率を高める新開発の“イルカのように動くテール部”や、極微風下でも駆動する「パワーアシスト機構」などにより、風力発電で最も重要な中風速領域(5〜8メートル/秒)での変換効率を42%と従来機に比べて大幅にアップした。発電情報やメンテナンス情報などを知らせる通信機能も搭載する。

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