ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCEI)と楽天が実施したPSPチャリティーオークションに何となく参加してしまった記者。気が付けば、12日の正式発売日前だというのに、手元にPSP本体が届いている。
とにかく、注目の新ハードをいち早くゲットするチャンスに恵まれた。短時間の使用で感じた超ファーストインプレッションを紹介しよう。
ただし今日(7日)の時点では、本体と同様、ゲームソフトは未発売。従って記者の手元にあるこのPSP本体、同僚に見せびらかすくらいしか使い道がないのが実情だ。メディアプレーヤー機能などを試しつつも、以下は「ゲームはやっていない」上での印象でしかないことを断っておこう。
箱から取り出してまず驚くのは液晶のデカさ。デカい、デカ過ぎるよPSPさん。電源を投入すると、実際にこのデカい液晶の全画面に映像が表示されてまたたまげる。
液晶サイズは4.3インチ。解像度は480×272ピクセル(16:9ワイド)とLinuxザウルスのVGA液晶と比べると実はそうでもないが、見かけの解像感はザウルス以上。電源オン後に表示されるメニュー画面のフォントは実に滑らかだ。
本体はややずっしりとしているが、バランスがいいのでむしろ安定感がある、とは言える。左右の十字キーと、おなじみの○△□×ボタンの位置は記者の手にはちょうど良かった。上部のL/Rボタンは若干カクカクしている。液晶下部の音量調整ボタンなどは小さくて“押した感”がちょっと伝わりにくい。十字キー下のアナログスティックはぐにゃぐにゃして楽しいが、ゲームでの操作感は今は分からない。
本体表面はピアノブラック調で美しいが、どうしても表面に指紋などが付いてしまう。気になる人は難儀するだろう。携帯電話用に見かける眼鏡拭き付きのストラップにすると便利かもしれない。
電源オンで表示されるコンソール画面の動きは非常にスムーズ。先に発売された「ニンテンドーDS」(NDS)と比べると、同じ無線LAN機能搭載でも「アドホックモード」「インフラストラクチャーモード」を選択できるなど、設定項目は多い。
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