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アイ・オー、大型ボタンとUBSメモリで設定可能な“家電感覚”無線LANルーター

» 2004年12月08日 10時58分 公開
[ITmedia]

 アイ・オー・データ機器は、視覚的にも分かりやすい大型ボタンと、Windows XP SP2に搭載された「Windows Connect Now」や付属ユーティリティによって、ブラウザなしでも容易に設定が行える802.11b/g対応の無線LANルーター「WN-APG/R」を発表、12月下旬より出荷する。価格は1万9800円。

photo 大きなボタンが特徴的なWN-APG/R。

 新製品は本体側面に、無線LANをON/OFFできる「ワイヤレス」、インターネット接続をON/OFFできる「インターネット」、無線LANのセキュリティ設定を切り替える「セキュリティ」の各ボタンを備え、ワンタッチで操作が行える。「セキュリティ」ボタンを押せば、出荷時に施されたセキュリティ設定(PRESET)、任意に設定したセキュリティ設定、セキュリティなしをそれぞれ切り替えることができる。

 Windows XP SP2に搭載された「Windows Connect Now」にも対応。Windows Connect Nowもしくは付属ユーティリティ「クイックコネクト NEO」を用いて、PCで無線LANに関する設定を行った後、添付されているUSBフラッシュメモリにその設定をコピーし、本製品に差し込めば各種設定が自動で行われる。

photo 搭載されているUSBポート

 無線LAN部の公称スループットは最大92Mbpsで、Super A/Gにも対応する。セキュリティとしてはWEP(64/128/152bit)、WPA(TKIP/AES)、802.1X、ANY接続拒否、ポートフィルタ(有線部)を備える。そのほか、最大4セッションまでのPPPoEマルチセッションや自動チャンネル選択機能を始め、UPuP、VPNパススルー、SPI、NTP、SNMPなどの各機能をサポートする。

 本体サイズは143(幅)×33(厚さ)×150(高さ ミリ)で、壁掛けも可能。インタフェースとして10/100 BASE-T/TXポートをWAN側に1つ、LAN側に4つ備える。無線LAN PCカード「WN-AG/CB3」とのセット製品「WN-APG/S」も用意される。こちらの価格は2万1000円。

photo WAN側のポートは「インターネット」と表示されており、ネットワーク機器の設定に不慣れなユーザーにも分かりやすい

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