アイ・オー・データ機器は6月30日、IEEE802.11a/b/gに対応した無線LAN製品「AirPort HGシリーズ」5製品と「AirPortシリーズ」2製品を発表した。7月末より順次発売する。
新モデルとなるAirPort HGシリーズのラインアップは5製品。本日発表されたのは、無線LANアクセスポイントの「WN-APG/A」「WN-AG/A」と、イーサネットコンバータ「WN-AG/C」、およびPower over Ethernetに対応する受電アダプタ「POE-PR」および給電アダプタ「POE-PS」。
WN-APG/A、WN-AG/A、WN-AG/Cは、高級感のあるアルミ筐体を採用。Atherosチップセットを採用し、「SuperAG」による高速通信が利用可能なほか、すべてIEEE802.11a/b/gに対応する。WN-APG/AはIEEE802.11aおよびb/g環境の同時利用が可能だ(WN-AG/A、WN-AG/Cは切り替えて利用)。WN-AG/Aは背面に3ポートのスイッチングハブを搭載する。
AirPort HGシリーズは企業向けも視野に入れているため、SNMP、QoSにも対応するほか、一つのアクセスポイントに複数のSSIDを設定できる「マルチSSID」が利用できる。また、8月に提供される「AirPort Administrator」というツールにより、WN-APG/AおよびWN-AG/Aが複数台設置されている場合でも一括設定できるほか、ファームアップデートが可能となり、管理コストを削減できるとのこと。
AirPort HGシリーズの価格と発売時期は以下の通り。
製品名 | 価格(税別) | 発売時期 |
WN-APG/A | 2万6000円 | 7月末 |
WN-AG/A | 1万7800円 | |
WN-AG/C | 1万5700円 | |
POE-PR | 8500円 | 8月上旬 |
POE-PS | 5800円 |
AirPortシリーズとして発表されたのは、無線LANアクセスポイント「WN-G54/A」およびイーサネットコンバータ「WN-G54/C」の2製品。こちらもAtherosチップを採用し、「SuperG」に対応する。セキュリティ機能としては、WN-G54/AはWEP(64/128/152ビット)のほか、WPA/WPA-PSK/TKIP/AESなどに対応するが、WN-G54/CはWEP(64/128/152ビット)のみの対応となる。
AirPortシリーズの価格と発売時期は以下の通り。
製品名 | 価格(税別) | 発売時期 |
WN-G54/A | 1万600円 | 7月末 |
WN-G54/C | 1万円 |
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