米国ではネットユーザーの5人に1人がスパムメールの宣伝に乗ってコンピュータソフトを買ったことがある――。業界団体のBusiness Software Alliance (BSA) が12月9日、こんな調査結果を公表した。買い得商品を求めてジャンクメールのうますぎる話に乗ってしまうと、詐欺の被害に遭う恐れがあると警鐘を鳴らしている。
この調査はBSAの委託で、Forrester Dataが北米と欧州の6カ国で実施。各1000人のインターネットユーザーを対象に、迷惑メールへの対応についてオンラインでアンケートを取った。
その結果各国とも、スパムメールを通じて購入されている品目の上位にコンピュータソフトがランクされた。米国では約21%がスパム経由でソフトを買ったことがあると回答。これはアパレル/ジュエリーに次いで2番目に高い割合だった。
BSAのリリースでは「有名企業の市販ソフトを信じ難いほど安い価格で売り込んでくる迷惑メールに気をそそられる人は多いが、気をつけた方がいい。そのソフトは正規の製品ではなく、海賊版かもしれない」と釘を刺している。
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