エレクトロニック・アーツは、2004年12月11日に都内で発表会を開き、MMORPG「スター・ウォーズ ギャラクシーズ完全日本語版」(以下、SWG完全日本語版)の正式サービスを2004年12月23日にスタートし、これと同時にクライアントのパッケージ販売も開始すると発表した。
同タイトルは、映画スター・ウォーズの世界観をそっくりそのまま持ち込んだネットワークゲームで、現在すでにクローズドβテストを開始している。
発表会が行われた「J-POP CAFE渋谷」はサンルーフ状の明るい会場で、随所にトルーパー(兵士)が銃を持って待機し、会場内をR2-D2が走り回るという演出が。さらに出席者は一人一人ナンバー入りのプレートが手渡され、全員、帝国軍への兵役志願者という扱いで発表会が始まる凝りようは、雰囲気たっぷり。ファンならずとも楽しいスタートとなった。
発表内容はクローズドβ開始時のものとあまり変更はないが、クライアントはダウンロードではなくパッケージ販売。なお、初回特典としてプレミアパッケージ「コマンダーBOX」が用意される。
価格はオープンプライスで、通常版の実売予想価格は8300円前後。プレミアパッケージの価格は1万2059円。プレイ料金は月額1575円となっている。
会場内のモニタでは、短いながらゲーム画面の映像が、エレクトロニック・アーツ オンライン事業部マーケティングマネージャー 平岡三知氏の解説付きで紹介された。
舞台となる10の惑星は、映画に実際に登場した惑星をほぼ忠実に再現。「アミダラの別荘」など有名どころはほとんど押さえている。もちろんプレイヤーが実際に訪問することも可能だ。
キャラクターは10の種族が用意されており、身長・体型・ツノやエラのカラーバリエーションなど豊富にカスタマイズできる。
なお、プレイヤーはスタート時に「帝国軍」、「反乱同盟軍」、「中立」の3つからポジションを選ばねばならないが、帝国軍ではヒューマンの身分が高く出世がやや有利になる、といったストーリーに基づく細かな仕様も設定されているそうだ。
主な内容紹介が終わったところで、プレゼントの抽選会が行われた。受付で配られたネームプレートのナンバーが読み上げられると、何度も何度も自分の名札を確認する出席者達。それもそのはず、プレミアBOXにしか付属しないフィギュアや、ファン垂涎のキャラクターフィギュアがもらえるとなっては、目の色が変わるのも仕方ない。惜しくも1番違いで逃してしまった筆者はただ落胆するのみである……。
終始賑やかな発表会は、エレクトロニック・アーツがSWG完全日本語版にかける意気込みと熱気のようなものが感じられ、今月末の正式サービス開始にも期待が高まる。コアなファン層だけでなく、一般プレイヤーにどこまでこのスター・ウォーズという題材が魅力になるか、今後に注目したいところだ。
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