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東芝、“デジタル頭脳”を搭載した液晶TV「beautiful“face”」新製品

» 2005年01月25日 15時42分 公開
[ITmedia]

 東芝は同社液晶テレビ「液晶beautiful“face”」シリーズの新製品として、37V型「37LC100」、32V型「32LC100」、26V型「26LC100」、23V型「23LC100」を発表、3月上旬から発売する。価格はオープンだが、「37LC100」が50万円前後、「32LC100」が33万円前後、「26LC100」が28万円前後、「23LC100」が23万円前後の見込み。

photo 左から37V型「37LC100」、32V型「32LC100」、26V型「26LC100」、23V型「23LC100」

 新製品は、昨年9月に発表された同社が“次世代デジタル頭脳”と呼ぶ新開発エンジン「メタブレイン」が全機種に搭載されている。メタブレインは、64ビットCPUと専用大規模デジタルLSIで構成され、高画質化/ハイビジョンネットワーク対応/高機能インタフェースなどをサポートする。

 LZシリーズに搭載されていた、画素の配置を“魔方陣”に見立てデータの偏りを防ぎつつ明るさを処理するという「魔方陣アルゴリズム」や、LAN経由でHDDを接続する機能などは省かれているが、デジタル放送のノイズを低減するMPEGノイズリダクション機能が搭載された。

photo 26V型「26LC100」(左上)と、32V型「32LC100」

 チューナーは地上アナログのほか、地上デジタル/BSデジタル/110度CSデジタルの3波に対応したデジタルチューナーを搭載し、幅広い番組の視聴が可能。液晶パネルは、全モデルに1366×768ピクセル(16:9)のハイビジョン対応液晶パネルを搭載する。輝度は500カンデラ、視野角は上下左右176度を確保している。

 GUI「face ネット」も搭載されており、番組の検索や録画予約などが分かりやすく操作できるほか、地上アナログ放送にも対応した電子番組表も利用できる。また、同社のDVD/HDDレコーダー「RD」シリーズをLAN接続することで、本製品から予約した番組をRDシリーズに録画することができる「テレビdeナビ」機能も備える。

photo 「face ネット」の画面
photo 電子番組表

 そのほか、USB端子を備え、デジタルカメラを直接接続して撮影した画像(JPEG)を画面に映し出せるほか、USB端子にはキーボードも接続可能となっており、番組キーワード検索なども快適に行える。

主な仕様

製品名 37LC100 32LC100 26LC100 23LC100
液晶サイズ 37V型 32V型 26V型 23V型
画素数 1366×768ピクセル(314万7000画素)
輝度 500カンデラ/平方メートル
視野角 上下左右176度
入出力端子 LAN、USB、D4入力、ビデオ入力端子 3系統3端子、S2入力端子 2系統2端子(37/32LC100)/1系統1端子(26/23LC100)、デジタル放送録画出力端子×1(37/32LC100はS1出力もあり)、オーディオ出力端子、ヘッドフォン端子、ビデオコントロール端子、B-CASカードスロット、モジュラー端子
サイズ(幅×奥行き×高さ センチ) 91.6×10.9×66.1 79.4×9.9×57.6 67.8×9.9×50.4 60.8×9.9×44.0

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