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» 2004年02月12日 19時03分 公開

東芝、RDシリーズと連携できるデジタルTVを発売

東芝は、ネットワーク対応機能を強化したデジタルハイビジョンTV「液晶 beautiful “face” L400Vシリーズ」を3月10日に発売する。イーサネットポートを搭載し、Webブラウズやメールのほか、LAN内にあるハイブリッドレコーダー「RDシリーズ」との連携も可能だ。

[芹澤隆徳,ITmedia]

 東芝は、ネットワーク対応機能を強化したデジタルハイビジョンTV「液晶 beautiful “face”26L400V」など2機種を3月10日に発売する。イーサネットポートを搭載し、Webブラウズやソフトウェアアップデートを行えるほか、LAN内にあるハイブリッドレコーダー「RDシリーズ」との連携も可能だ。価格はオープンプライスだが、32V型が50万円程度、26V型が40万円前後になる見通し。

photo 本体色はホワイト系の「パールシルバー」を採用。光デジタル音声出力端子も搭載する

 新製品は、BS/CS110度/地上デジタルの3波対応デジタルチューナーを内蔵するハイビジョン液晶TVだ。液晶パネルは、デジタル回路で画素の1つ1つを直接駆動する固定画素方式を採用し、同方式の弱点といわれる階調表現を独自の「魔方陣アルゴリズム」によって向上させた。魔方陣アルゴリズムは、画素の配置を“魔方陣”に見立て、データの偏りを防ぎつつ明るさを処理するというものだ。

 さらに、入力信号を一度622万画素相当にオーバーサンプリングしてから液晶パネルに合わせてスケーリングを行うことで、折り返し歪みを低減。これにより、1024階調、10億7000万色の表示が可能になったという。両モデルとも、コントラスト比は800:1で輝度は500カンデラ。反応速度は15msとなっている。

 一方、「パールシルバー」の本体は、スピーカーを画面の下に設置したことで、従来機種に比べ横幅が短くなった。これにより、専用フロアスタンド(別売)と組み合わせてコーナーに設置した場合、21型ブラウン管TVと同等のフットプリントで済むという。

EPGデータをレコーダーに伝送

 家電のネットワーク対応を進める東芝は、先日も既存TV製品のネットワーク対応アップデートを発表したが、今回の新製品はその活用方法を一歩進めるものだ。Web閲覧にくわえ、同社のハイブリッドレコーダー「RDシリーズ」との連携が可能になっている。

 デジタル放送を予約録画する場合、i-LINK端子を装備したD-VHSやHDDレコーダーを使うのが一般的だ。しかし、RDシリーズをはじめとするデジタルチューナー非搭載のハイブリッドレコーダーでは、録画こそ可能だが、デジタル放送のEPGを活かした予約録画や番組タイトルの取得はできない。新製品に搭載された「テレビ de ナビ」機能は、そうしたユーザーの不満を解消するものだ。

 テレビ de ナビは、TV側でデジタル放送のEPGを取得し、録画予約を行うと、LAN経由でRDシリーズに予約情報を伝送する機能。番組タイトルや内容説明などの情報も同時に記録可能だ。イーサネット端子を搭載したすべてのモデル(RD-XS31/RD-XS40/RD-XS41/RD-X3/RD-X4)に対応しており、利用時にレコーダー側のファームアップデートは必要ないという。

 Webブラウザは、リモコンのボタン1つで起動できる。また、リモコンの各色ボタンにブックマークを割り当てることも可能だ。さらに東芝によると、6月にはTVの映像とWeb画面を同時に表示する「ネット・ダブルウィンドウ」機能をファームウェアアップデートにより追加する予定だという。

photo テレビ映像(右)とWeb(左)が同居したネット・ダブルウィンドウの画面。読みやすさに配慮してWeb画面のほうが大きくなっている

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