シャープは2月2日、録画/視聴中に番組名などを表示できる液晶ディスプレイ搭載のVHSビデオ一体型HDD&DVDレコーダー2機種「DV-HRW55」「DV-HRW50」を発表した。価格はオープンで、店頭予想価格はDV-HRW55が10万円前後、DV-HRW50が8万5000円前後になる見込み。DV-HRW55は250Gバイト、DV-HRW50は160GバイトのHDDを内蔵。HDD以外の両機種の機能は同じ。
本体に漢字表示に対応した液晶ディスプレイを装備。HDDやDVDで録画/視聴中の番組名を文字で確認できる「タイトルウインドゥ」機能を搭載した。「録画中や視聴中に番組タイトルなどを表示できる機能は業界初」(同社)
DVD-RW/DVD-R/DVD+RW/DVD+R/DVD-RAMの5種類のDVDメディアの再生が可能。DVD録画はDVD-RW/DVD-R方式を採用。HDDからDVDへは最大65倍速でダビングが行える(1時間番組の場合、最短55秒)。
HDD内にDV-HRW55は最大430時間、DV-HRW50は最大282時間(ともにLPモード時)の長時間録画が行える。アナログ地上波×2とアナログBSのチューナーを備え、HDDまたはDVDとVHSで2番組の同時録画が可能(内蔵のBSチューナーはHDD/DVD専用となり、VHSに録画することはできない)。
番組を初めから見直しできる「追いかけ再生」機能や、録画済みの別番組を再生できる「同時録再」に対応。録画した番組は、3つのメディア間で相互に(6通り)のダビングが可能。VHSテープからHDDやDVDへダビングする際に利用できるダビング専用のDNR(デジタル・ノイズ・リダクション)やTBC(タイム・ベース・コレクター)も装備。
DVカメラからのダビングに便利なDV入力端子を装備。入力端子はコンポジット/S端子/音声が各2系統、出力端子はHDD/DVD/VHS共通としてコンポジット1系統、HDD/DVD専用出力端子としてD端子/S端子/アナログ音声/光デジタル音声を各1系統備えている。サイズは430(幅)×95(高さ)×343(奥行き)ミリで重さが約7キロ。
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