松下電器産業は2月3日、ケーブルモデム内蔵のデジタルSTB(セットトップボックス)「TZ-DCH1000」を発表した。地上デジタル放送の双方向サービスやデータ放送に対応するSTBの第3弾。VoDやRFリターンのPPV、Webブラウズなどの双方向サービスが可能になる。
日本ケーブルラボの運用仕様である「JCL SPEC-001/005/007/011」に準拠予定。BMLブラウザにくわえ、HTMLブラウザも内蔵しており、CATV局独自の双方向サービスを提供可能だ。もちろん、松下の「Tナビ」サービスにも対応する。
外形寸法は、280(幅)×29.2(奥行き)×57(高さ)ミリ。重量は1.7キロ。コンポーネント、S端子、光デジタル音声などの出力インタフェースにくわえ、外部の録画機などを制御するためのIrインタフェース(Irシステムケーブルを使用)も備えた。
松下電器では、4月20日からCATV事業者向けに販売を開始する予定だ。価格はオープン。なお、「VoDキー」を搭載したリモコンも合わせて提供するという。
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