ヤマハは、リフォームなどの作業なしで室内に設置できる防音室「アビテックス ミニ」シリーズをフルモデルチェンジ。シリーズ名を「アビテックス セフィーネ」に改め、ルームタイプとボックスタイプ計48タイプを3月1日から発売する。
1998年に発売したアビテックス ミニシリーズは、累計4000室以上を販売したヒット商品だが、とくに女性ユーザーを中心に“ピアノ演奏室”として使われるケースが多いという。そこで今回は、女性のニーズに合わせてデザインを変更。カラーバリエーションを豊富にしたほか、窓面積の拡大などにより居住性の向上を図った。
まず、ドアの周囲をカラフルに彩るドアゲートを設け、ピンク/ベージュ/グリーンの3色を用意。内装壁パネルでは“柄物”を取り入れ、ホワイト/ベージュ/グリーンの3色から選択可能とした。
従来は幅が狭いスリットタイプだったフィックス窓も大型化。横幅320ミリと従来の3倍にして採光性を向上させる。標準装備は1枚だが、部屋の広さに応じて3枚まで増設可能だ(オプション)。
広さでは0.5〜1.5畳のボックスタイプ、2.0〜4.3畳のルームタイプなど10タイプを、室内高は2000/2200mmの2タイプを、遮音性能は「Dr-30」「Dr-35」「Dr-40」の3タイプをそれぞれ用意し、合計48タイプとした。オプションとして、階下への遮音性能を高める厚床パネルや、室内音響を調整できる音場パネルなども用意している。
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