米国で「iPod」などのMP3プレーヤーを持っているのは18歳以上の11%に当たる2200万人に上り、ブロードバンドユーザーの保有率が最も高いという傾向が、非営利組織Pew Internet & American Life Projectの調査で明らかになった。
調査は1月から2月にかけ、全米で18歳以上の2201人を対象に電話で実施された。10代は調査の対象にはなっていないが、この層を加えるとMP3プレーヤーの保有台数はさらに数百万台増えるだろうと報告では指摘している。
iPod/MP3プレーヤーを持っているのは男性の14%に対して女性は9%。年代別では30歳未満のほぼ5人に1人(19%)が保有、30〜39歳と40〜48歳の層はそれぞれ14%だった。
インターネットを積極的に利用する層ほど保有者が多い傾向も判明。インターネットユーザー全体の保有率は15%で、特にブロードバンドを利用している場合は23%が保有、ダイヤルアップユーザーの9%を大きく上回った。家庭と職場の両方でブロードバンドを利用しているというユーザーの保有率は最も高く、31%に上っている。一方、インターネットを利用しない層では4%のみだった。
世帯収入で見ると、年収7万5000ドル以上の世帯の保有率24%に対し、3万〜7万5000ドルの世帯は10%、3万ドル以下の世帯は6%。子供がいる家庭では16%、子供がいない家庭は9%の保有率だった。
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