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2009年までに850万人がWiMAXを利用――In-Stat/MDR予想

» 2005年02月17日 09時17分 公開
[ITmedia]

 無線ブロードバンド技術のWiMAXは、DSLおよびCATVを使った接続サービスと競合する存在となり、通信業界に大きな影響を与える可能性があると、調査会社In-Stat/MDRが2月16日発表した報告書で指摘した。

 In-Statの予想では、2009年までに世界のブロードバンド加入者の約3%に当たる850万人がWiMAXベースの無線接続サービスを利用。うち450万人はVoice over WiMAX(VoWiMAX)サービスも併用すると予測している。

 ただ、WiMAXの市場での成功は確実とは言いがたいと、同社アナリストのキース・ニッセン氏は解説。「コンシューマーブロードバンド市場は、ブロードバンド無線接続サービスプロバイダーを無制限に支えられるわけではない。ブロードバンド競争の激化、価格圧縮、加入者獲得コストが原因で、利益幅はかつてなく低下する恐れがある」と予想している。

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