米国のネットユーザーのうち42%がインスタントメッセージ(IM)を利用、そのうち30%が迷惑IMの「スピム」を受け取ったことがあるという調査結果を、非営利組織のPew Internet & American Life Projectが2月21日発表した。約1700万人がIMでスパムを受信したことがある計算だという。
この調査は米国の18歳以上のネットユーザー2201人を対象に、1月から2月にかけて電話で実施された。IMの利用者は若い層ほど多く、それだけスピムを受け取る確率も高いことが判明した。
ネットユーザーに占めるIMユーザーの割合は30歳未満では66%、30歳以上では35%。30歳未満のIMユーザーでスピム受信の経験があったのは39%だったのに対し、30〜49歳では27%だった。
ブロードバンドユーザーのIM利用率は50%、ダイヤルアップユーザーは42%と、接続方式によるIM利用率にはそれほどの差は見られなかった。
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