松下電器産業は2月23日、記録媒体に8センチDVD-RAM/DVD-Rメディアを採用したDVDビデオカメラ「DVDデジカム VDR-M95」を3月19日から発売すると発表した。オープン価格で、実売予想価格は12万円前後。
日立製作所と共同開発した製品で、デザインや一部機能を除く主な仕様は、日立が1月13日に発表した「DZ-GX20」とほぼ同じ。
1/3.6インチ212万画素CCDを搭載し、動画撮影ではワイド16:9/4:3ともに123万画素を使用して高画質な映像を記録できる。静止画は有効192万画素を使って1600×1200ピクセルの画像を撮影可能。光学10倍ズームを搭載。
従来モデルではメディアカートリッジを採用していたが、新製品ではベアディスク(カートリッジレス)を採用。これにより、本体を小型化することができ、サイズが51(幅)×90(奥行き)×137(高さ)ミリで重さ約490グラム(本体のみ)と小型軽量に仕上がっている。
8センチDVD-RAMメディアに、両面使用時で最大120分のMPEG-2動画記録が可能。またVBR(Variable Bit Rate)方式の記録モード(XTRA)を搭載し、より高画質での動画記録が行える。
SDメモリーカードスロットを備え、静止画をSDカードに保存できる。USB 2.0端子(ハイスピードモード対応)も装備した。
また、8センチDVD-RAMディスク2種5タイプとDVD-Rディスク1種2タイプも3月19日から発売する。価格はオープン。主な製品の市場想定価格は、DVD-RAM(両面記録)の3枚パック「LM-AF60P3」が5500円前後、DVD-RAM(両面記録)の5枚パック「LM-AF30W5」が4700円前後、DVD-R(片面記録)の3枚パック「LM-RF30W3」が2000円前後となる見込み。
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