セキュリティ企業のSophosは2月22日、W32/Sober-Kワームに関する警告を発した。このワームは社交界の華、パリス・ヒルトンのXレートビデオに偽装したメールで流布しており、Sophosがここ24時間以内にモニタリングしたウイルスの中で10%以上を占める。
W32/Sober-Kは「Paris Hilton, pure!」「Paris Hilton SexVideos」など、さまざまなタイトルを使い、受け取る相手の使用言語を判断してドイツ語と英語を使い分ける。
過去24時間の統計で最も流量が多いメール添付型ウイルスは、12月に登場したW32/Zafi.Dウイルスで、全体の27.6%を占める。次に多いのはハリー・ポッターにインスパイアされたNetsky-Pワームで、22.4%。パリス・ヒルトン型ワームは10.2%となっている。
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