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新iPod miniをジョズウィアック副社長が語る

» 2005年02月24日 07時46分 公開
[IDG Japan]
IDG

 Apple Computerが2月23日に発売した新しいiPod miniでは6Gバイトのハードディスクが搭載されたが、ライバル企業の多くは5Gバイトドライブを採用しており、これを飛び越えたことになる。価格は249ドル。さらに、Appleは4Gバイトモデルを199ドルで提供している。

 スティーブ・ジョブズCEOは4Gバイトモデルの199ドルという価格について、「画期的な価格」と表現している。

 「199ドルという価格はコンシューマー市場では魔法的な効果を持つ」とAppleのハードウェアプロダクトマーケティング担当副社長であるグレッグ・ジョズウィアック氏はMacCentralに語った。

 199ドルという価格によってiPod miniは競合他社のデジタル音楽プレーヤーとの競争力をさらに増すことになる。Appleは競合からのプレッシャーを感じているのだろうか?

 「市場データを見れば、どの会社も市場を牽引していないのが見て取れる」とジョズウィアック氏。「当社は競合を真剣に考えているが、完ぺきなソリューションを持っている。今年はiPod shuffleでわれわれのほうから仕掛けた」と同氏。

 iPod miniの改善点の1つとして、大幅に伸びたバッテリー持続時間が挙げられるだろう。Appleによれば、充電済みの状態で18時間持続するという。「これはわれわれがやろうとしていたことの中で、大きな割合を占める」とジョズウィアック氏は説明する。「世界中で最も長いフライトは、ニューヨークからシンガポールまでだが、われわれはそれをカバーした」(ジョズウィアック副社長)

 新しいiPod miniのクリックホイールはボディーとカラーコーディネートされた。色は4色だが、ゴールデンがなくなっている。

 Appleはまた、今回のリリースからFireWireケーブルの同梱をやめ、より一般的なUSB 2.0インタフェースを採用した。USB 2.0はようやく全Macintoshプラットフォームで採用されるようになった。以前のiPod miniには両方のケーブルが付属していた。iPodをFireWireで接続したいユーザーは19ドルでオプション購入することになる。

 同期と充電用USB 2.0ケーブル以外でiPod miniに付属するのは、インイヤーヘッドフォン、ベルトクリップケース、MacおよびWindows用iTunes 4.7.1が入ったCD。

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