オリンパスイメージングは、直接パソコンに接続できるICレコーダー「Voice-Trek V-20」を3月18日に発売する。価格はオープンプライス。店頭では1万5000円前後になる見込みだ。
機能性とデザイン性を重視した「Voice-Trek Vシリーズ」の新製品。レコーダー本体を“電池部”と“本体部”に分離できるセパレートデザインを採用しており、分離すると本体側にフルサイズのUSB端子が現れる仕組みだ。USBストレージクラス対応のため、文書ファイルや画像データも保存して持ち歩くことができる。
録音にはWMAを採用しており、パソコンに取り込んだ録音データは、特別なソフトなどを使わなくても再生可能。内蔵メモリ容量は128Mバイトで、4時間20分のステレオ録音が行える(SHQモード)。
録音モード | 音質 | 音声録音可能時間 |
---|---|---|
SHQモード | ステレオ高音質 | 約4時間20分 |
HQモード | 高音質(モノラル) | 約8時間50分 |
SPモード | 標準(モノラル) | 約17時間25分 |
LPモード | 長時間(モノラル) | 約45時間40分 |
低消費電力も特徴だ。新しい音声信号処理プロセッサを採用したほか、録音処理プロセスの効率化などにより、「トータルで従来製品より約40%の省電力化に成功した」(同社)という。単4乾電池×1本で、モノラル録音モードなら連続13時間以上の録音が可能になった。このほか、1.5倍速の「早聞き再生」や0.75倍速の「遅聞き再生」機能、インデックスマーク記録機能、音声入力に反応して自動録音を開始する「音声起動録音」(VCVA録音)などの機能を備える。
本体サイズは94(長さ)×40(幅)×15.1(厚さ)ミリ。重量は乾電池込みで約54グラム。ステレオイヤホン、USB延長ケーブル、ネックストラップ、単4アルカリ乾電池1本などが付属する。
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