アップルコンピュータが、新発表した6Gバイト版「iPod mini」についての説明会を開催。同じく発表した「iPod photo」の30Gバイトモデルとあわせ、報道関係者に新製品群をお披露目した。
新しいiPod miniは、HDD容量4Gバイトと6Gバイトの2モデルが用意され、バッテリー寿命も従来品の8時間から18時間へと延長された。既存製品とは入れ替えになり、新ラインナップとして4G/6Gバイトモデルが用意されることになる。型番も「M98xxJ/A」という新しい番号が与えられている。
6Gバイトモデルの価格は2万7800円で、4Gバイトモデルの価格は旧モデルの2万6800円から2万1800円に値下げされた。なお、カラーはシルバー、ブルー、ピンク、グリーンの4色展開となった。
型番 | 容量 | カラー | 価格 |
---|---|---|---|
M9800J/A | 4Gバイト | シルバー | 2万1800円 |
M9802J/A | 4Gバイト | ブルー | 2万1800円 |
M9804J/A | 4Gバイト | ピンク | 2万1800円 |
M9806J/A | 4Gバイト | グリーン | 2万1800円 |
M9801J/A | 6Gバイト | シルバー | 2万7800円 |
M9803J/A | 6Gバイト | ブルー | 2万7800円 |
M9805J/A | 6Gバイト | ピンク | 2万7800円 |
M9807J/A | 6Gバイト | グリーン | 2万7800円 |
従来の2倍以上という長時間駆動(8時間→18時間)を可能にした点について、同社では「バッテリーマネジメントの最適化と新型バッテリーの採用によるもの」と説明している。
新型バッテリーになっても、本体の大きさは旧モデルとほぼ変わらない。特に見た目の色もほとんど同じシルバーの場合、並べてみても違いは分からない。
外見上の違いは2つ。新型は背面に「4GB」「6GB」と容量が記入されている点と、ブルー、ピンク、グリーンの3色はクリックホイール上の文字に本体色と合わせたカラーリングが施されている点だ。
新型iPod miniのパッケージは、USBケーブルのみが付属となり、FireWireケーブルとACアダプターは含まれなくなった。これも低価格化に寄与している。USBケーブル1本で「iTunes」とのシンクロおよび充電が行えるため、「より分かりやすくなり、初心者にもアピールしやすくなった」(同社)。
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