リコーは2月28日、大型2.5インチ液晶を搭載した502万画素デジタルカメラ「Caplio R2」を発表した。3月18日から発売する。価格はオープンで、実売予想価格は4万5000円前後になる見込み。
Caplio R2は、同社デジタルカメラ「Caplio R1」シリーズの後継機種。液晶サイズを2.5インチに大型化したほか、マクロやセルフタイマーなどのアイコンを液晶の中で拡大表示できるようになったため、大画面の中で容易に設定の確認が行える。また、フォーカスポイント表示機能により測距ポイントの確認ができ、ピント位置がわかり易くなり、マクロ時の合焦精度も向上させた。
そのほか、プレビュー時に前後のカット合わせた3枚表示、12枚分割表示させる機能、撮影時に液晶輝度を最大化させる機能などを新搭載した。専用バッテリー(DB-50)も改善され、約500ショット(CIPA規格)の撮影が行える。
レンズはCaplio R1Vと同じ光学4.8倍ズームレンズで、焦点距離は35ミリ判換算で28-135ミリ。起動時間も約0.8秒と変更はない。レリーズタイムラグは最速0.06秒(Caplio R1Vは0.05秒)。
本体サイズは100.2(幅)×55.0(高さ)×25.8(奥行き)ミリ、重さ約150グラム(本体のみ)。ボディカラーはブラックとシルバーの2色をラインアップした。
主な仕様は以下の通り。
製品名 | Caplio R2 |
撮像素子 | 1/2.5インチ有効502万画素CCD(原色フィルター) |
記録画素数 | 静止画:2560×1920/2048×1536/1280×960/640×480ピクセル 動画:320×240/160×120ピクセル 文字:2560×1920/2048×1536 |
記録形式 | 静止画:JPEG(DCF、Exif 2.2準拠) 動画:AVI(Motion JPEG) |
レンズ | 4.6−22.2ミリ(35ミリカメラ換算で28−135ミリ相当)、F3.3−4.8 |
撮影距離 | 約30センチ−∞(マクロ時:約1センチ−∞、テレマクロ時:約13センチ−∞) |
感度設定 | オート、ISO 64/100/200/400/800相当 |
ファインダー | なし |
液晶ディスプレイ | 2.5インチTFTカラー(約11.4万画素) |
記録メディア | SDメモリーカード、MMC |
電源 | リチャージブルバッテリー、単3形電池 |
サイズ | 100.2(幅)×55.0(高さ)×25.8(奥行き)ミリ |
重さ | 約150グラム |
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