一方、ミニ・オーディオアダプタ「MMA02」は、リチウムポリマー充電池を内蔵した携帯タイプ。60×53×17ミリで約41グラムと小型軽量だ。付属ACアダプタを使用して充電(約3時間)を行えば、5時間ほどの駆動が可能。「MCA01」と同様に、電源スイッチとペアリングボタンを備えるが、音声入力用にはオーディオプラグ(ステレオミニプラグ)が直付けされている。こちらの通信距離は10メートルとやや短いが、主な用途が携帯音楽プレーヤーとの組み合わせだとすれば十分な距離といえる。また、「MCH02」「MCB02」と組み合わせる場合には、いずれにせよ、10メートルの範囲となるようだ。
ワイヤレス・ヘッドフォン「MCH02」は、受信ユニットを内蔵した密閉型ヘッドフォンで、左側にBluetoothユニットを搭載し、右側には単4乾電池2本が入るようになっている。アルカリ電池を使用した場合、約5時間の連続駆動が可能だ。電源スイッチ、ペアリングボタンのほか、再生側だけに音量調整用ボリュームも装備。
また、ペアリングボタンの表記は「Pair/Ans」になっているが、これはマイクも内蔵しており、携帯電話とペアリングを行えばヘッドセットとして通話にも利用できるため。今回はヘッドセットとしての機能は試さないが、この場合、マルチペアリングを行い、音楽を聴きながら待ち受けして、「着信→音楽ミュート→ヘッドフォンから着信音→Pair/Ansボタンで通話開始」という流れとなるようだ。Pair/Ansを押して、切断するとミュートは解除される。
気になるのは重さだが、約190グラムとさほどではない。一般的な密閉型ヘッドフォンと比較しても、特に重い部類には入らない……というより、むしろかなり軽い方といえるのではなかろうか。音質に関しても、平均的なレベルはクリアしている。
ミュージックボックス「MCB02」は、ヘッドフォンを接続するタイプの受信ユニット。こちらも単4電池2本で駆動する。バッテリーではなく電池利用のためか、84×44×22ミリで約72グラムと、受信側として主に併用が想定される「MMA02」よりもやや大きめ。連続駆動は約5時間。こちらもヘッドセット用途に対応し、電源スイッチ、Pair/Ansボタン、ヘッドフォン出力、そして、マイク入力(ともにステレオミニジャック)を装備する。
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