米Microsoftは4月5日、業界向けの統合型サーバベースソフト「Connected Services Framework」の提供を放送/映画業界に拡大すると発表した。デジタルコンテンツの製作、管理、配信作業が合理化できると説明している。
Microsoftによれば、Connected Services Frameworkではサービス指向アーキテクチャ(SOA)を導入、デジタル資産管理やコンテンツ配信プロセスといった共有サービスにおいて相互運用性、管理性、拡張性を備えたインフラを提供。XML、SOAP、WSDLなどの標準技術が使われているため、顧客の既存の技術の拡張として、デジタル資産をプラットフォームとアプリケーション上でシームレスに移動できる接続型システムの構築が可能になる。
「放送/映画業界では昔から業務とITインフラが分断されていたが、デジタルコンテンツへの移行が加速する中、コンテンツを統合的かつ効率的に開発、管理、配信できる手法の確立が急務になっている」。MicrosoftはIDCアナリストの言葉を引用する形でこう指摘している。
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