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パナソニック、ドルビープロロジックIIx対応の7.1ch AVアンプ

» 2005年04月06日 17時40分 公開
[ITmedia]

 パナソニックマーケティング本部は、新開発のデュアルアンプ駆動回路を搭載し、ドルビープロロジックIIxにも対応した7.1chデジタルAVコントロールアンプ「SA-XR55」を5月1日より発売する。価格はオープンだが、実売想定価格は5万5000円前後の見込み。

photo SA-XR55。同社の薄型TV「VIERA」やDVD/HDDレコーダー「DIGA」と統一感のあるデザイン

 デュアルアンプ駆動回路を採用することによって、バイワイヤリング接続に対応してないスピーカーでも2つのアンプで駆動することが可能になっており(対応スピーカーならば6つのアンプで2本のスピーカーを駆動できる)、CDなど2chのソースでも透明感のある中高域と締まりのある重低音を実現するという。

 5.1chにフルバックチャンネル(サラウンドバック)を加えた7.1ch出力が可能で、各chの出力はフロント(L/R)100W+100W、センター 100W、サラウンド(L/R)100W+100W、サラウンドバック(L/R)100W+100W。デコーダーはドルビープロロジックIIxを始め、ドルビーデジタルEXやDTS-ES、AACなどを搭載する。DTSはサンプリング周波数を96kHzまたは88.2kHzに引き上げた「DTS 96/24」にも対応する。

 入力から出力までフルデジタル化されており、全ステージにおいて192kHzまでのサンプリング周波数に対応する。アナログ音声に対しても192kHz/24 bitに変換したうえで、32bit DSPで32bit処理する設計となっており、DVD-Auidoの高音質も十分に楽しめる。WMAやMP3といった圧縮音源も高音質に再生する「リ.マスター」も備える。S/N比は108dB。

 本体サイズは430(幅)×107.5(高さ)×394(奥行き ミリ)で、FM/AMチューナーも内蔵する。スピーカー用端子として大型スピーカー端子(全チャンネル)を備えるほか、コンポーネントビデオ入/出力(3/1)、S映像入/出力(3/1)、DVD 6ch入力、デジタル音声入力4系統(光2/同軸2)などの入出力端子も備える。

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