Microsoftは4月13日、簡略化して価格を低く設定したWindows XPをブラジルで発表する予定だ。
ブラジル版の発表により、Windows XP Starter Editionは合計6カ国で販売されることになる。Microsoftは同製品をこれまでタイ、マレーシア、インドネシア、ロシア、インドで販売してきた。単独パッケージとしては販売されず、初心者向けPCにバンドルされ販売される。
ブラジルではオープンソースへの関心が高く、ブラジル政府もLinux製品を推進している。同政府は2003年にIBMと趣意書を交わし、Linuxをブラジルで推進するためのイニシアチブを結成した。
米国におけるPC普及率は60%に達しているが、インドでは2%未満、ロシアと中国は5%だ。こうした国々をMicrosoftは有望な市場として見ている。
Microsoftはブラジル版Windows XP Starter Editionの出荷時期については公表していない。さらなる詳細は13日に明らかにする、と同社広報は述べている。
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