「プラレール」の「きかんしゃトーマス」が、驚くべき進化を果たした。下の写真をよくみてほしい。煙突から、煙のような白いものが噴き出している。
このトーマスは、7月中旬発売予定の新製品「サウンドスチーム きかんしゃトーマス」だ。ただし、煙のように見えるのはスチームではなく、加湿機などでお馴染みの“ミスト”。トーマスの煙突の下に超音波霧化ユニットを組み込み、水をミスト化して煙突から噴き出す仕組みになっている。タンクは顔の横にあり、水がなくなったら付属のスポイトで給水する仕組みだ。
「ミストなので、子どもが手を近づけても危険はない。もっとも、長く遊んでいると、室内に湿気が増える可能性はありますが」(トミー)。ついでにマイナスイオンも発生しているかもしれない。
なお、普通のSL機関車を「サウンドスチーム」にした製品も、夏頃に発売する予定だという。
「アリンコ研究所」は、青いジェル状の“土”を使って蟻を飼育するキットだ。半透明のジェルは横から透けて見えるため、蟻が巣穴を作る様子が観察できる。同様の製品は他社が先行しているが、トミーの場合は「夏休みの自由研究」に的を絞り、低価格化を図ったのが特徴だ。
キットには、円筒形の飼育ケースと3つの袋が入っており、水に青い液体と2つの粉を混ぜて電子レンジでチンすればジェルの出来上がり。ジェルは蟻の餌も兼ねているため、手間がかからないのが魅力だ。ただし、キットには肝心の蟻が含まれていないので、「外で捕まえてきてほしい」(トミー)。
同じシリーズに「カブトエビ研究所」もある。昨年同社が発売したカブトエビ飼育キット「TRIOPS PARK」からライトなどを省き、値段を下げたものだという。
パッケージの内容は、円筒形の水槽、カブトエビの卵、栄養(水に入れる)、餌などが。飼育ケースに水と卵を入れておくと、2-3日で孵化するという。あとは定期的に餌を与えるだけでいい。カブトエビの寿命と同じ1カ月程度は楽しめる。
価格はどちらも987円で、7月中旬に発売する予定だ。夏休みの自由研究にどうぞ。
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