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ヤマハ、最大400GバイトのHDDを内蔵できるHDD/CDレコーダー

» 2005年04月20日 15時00分 公開
[ITmedia]

 ヤマハは4月20日、HDD/CDレコーダー「CDR-HD1500」を発表した。6月上旬から発売する。価格は7万8750円。

photo HDD/CDレコーダー「CDR-HD1500」

 同社が2002年9月に発売したHDD/CDレコーダー「CDR-HD1300」の後継機。HDD(別売り)を後付けで本体に内蔵することができ、搭載するCD-R/RWドライブと組み合わせて音楽CDの音源をHDDに録音したりCD-R/RWメディアに書き出してオリジナルCDを作成可能。またHDD内に蓄積した音楽データを自由に再生するといったミュージックサーバ的な使い方もできる。

 HDD後付け方式により、ユーザーのニーズに応じた容量のHDDを選択可能にした。内蔵するHDDは3.5インチIDEタイプの20G〜400Gバイトをサポート。純正オプション品(「YHD-1601S」160Gバイト、2万6250円)のほか、動作確認済みHDDとしてSeagate「Barracuda 7200.7 Series」の160Gバイト版(ST3160021A)/80Gバイト版(ST3160011A)を推奨している。

 80GバイトのHDDを搭載した場合は最大約120時間(音楽CD約120枚分)、400GバイトのHDDを搭載した場合には最大約600時間(同約600枚分)を録音可能。

 HDDからCD-Rへの録音時に威力を発揮する同社独自の高音質テクノロジー「オーディオマスター」を採用。HDDには非圧縮のPCMプロセスを用い、24ビットA/D-D/Aコンバーターなどで高音質な音楽再生を可能にしている。

 録音スピードはHDDで10倍速、CD-Rで8倍速、CD-RWで4倍速の高速録音に対応。CD-R/RWドライブは信頼性の高い音楽用を採用している。アナログ/デジタル入力端子を装備し、音楽CD以外にカセットデッキやチューナーなどの外部機器からも録音可能。外部機器からHDDには最大約180分の長時間連続録音を行うことができる。

 サイズは435(幅)×115.5(高さ)×414.5(奥行き)ミリ、重さ8.2キロ(HDDを除く)。

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