リコーは4月26日、コンパクトデジタルカメラの新製品「Caplio GX8」を発表した。5月20日から発売する。価格はオープンで、市場想定価格は5万5000円前後になる見込み。
昨年5月に発表した「Caplio GX」の後継機。28ミリからの広角ズームレンズや強力なマクロ、豊富なマニュアル機能は継承しながら、高解像度化を実施。1/1.8インチ有効824万画素(GXは513万画素)のCCDを採用した。
独自の画像処理システム「スムースイメージングエンジン」によってレスポンスも高速化。8メガ・Fine画像をメモリー一杯まで1.7秒/コマのスピードで撮影可能(転送速度10Mバイト/秒のSDメモリーカード使用時)。起動時間(約1.3秒)や、レリーズタイムラグ(0.1秒)も改善した。
本体のサイズは113.6(幅)×58(高さ)×29(奥行き)ミリでGXと同じだが、塗装を同社の銀塩カメラ名機「GR1」のようにブラックの梨地仕上げにして高級感を高めた。
GX同様に市販の外部フラッシュや外部ファインダーを接続できるホットシューを搭載。GX8ではカメラ本体がフラッシュOFFでも外部フラッシュを常時発光できるようになった。
22mm相当の画角を撮影できる専用ワイドコンバージョンレンズをはじめ、豊富なアクセサリーが利用可能。また、新たにケーブルレリーズをオプションで用意した。
Caplio GX8の主な仕様は以下の通り。
型名 | Caplio GX8 |
---|---|
撮像素子 | 1/1.8インチ有効824万画素CCD |
記録画素数 | 静止画:3264×2448/2592×1944/2048×1536/1280×960/640×480ピクセル、動画:320×240/160×120ピクセル |
記録形式 | 静止画:JPEG(DCF、Exif 2.2準拠)、動画:AVI |
レンズ | 光学3倍ズーム、焦点距離5.8〜17.4ミリ(35ミリカメラ換算で28〜85ミリ相当)、F2.5〜4.3 |
撮影距離 | 30センチ〜∞(マクロ時:1〜∞センチ) |
電子ズーム | 最大4倍 |
感度設定 | オート、ISO 64/100/200/400/800/1600相当 |
ファインダー | 実像式光学ファインダー |
液晶ディスプレイ | 1.8インチ低温ポリシリコンTFT液晶(約13万画素) |
記録メディア | SDメモリーカード |
電源 | 専用リチウムイオン充電池(DB-43)、単三形電池(アルカリ/ニッケル水素) |
サイズ | 113.6(幅)×58(高さ)×29(奥行き)ミリ |
重さ | 約205グラム(本体のみ) |
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