日本ビクターが4月27日発表した2005年3月期連結決算は、18億5700万円の最終赤字となった。デジタル家電の価格下落と音楽CDの不振が響いた。
売上高は前期比9%減の8405億9000万円、営業利益は同59%減の103億6900万円、経常利益は同63.9%減の72億8200万円。
画像エンジン「GENESSA」を搭載した液晶テレビや、VHS&HDD一体型のDVDレコーダーなどがヒットしたが、価格下落が予想以上のスピードで進んだほか、ホームシアターシステムやDVカメラ、音楽CD、FDD用モーターが不振だった。
今期の業績見通しは、売上高9300億円(前期比11%増)、経常利益180億円(同147%増)、純利益70億円。
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