ほのぼのとしたところで、まずはティーカップから。自分の力でぐるぐる回せるティーカップは子どもに人気。撮影スポットとしても臨場感のある撮影ができて、なかなかおいしいのだ。
ティーカップが高速で回っていると、背景が流し撮り風に横にブレてくれて臨場感が出る。さらにシャッタースピードを1/100秒程度に落とせると背景がきれいに流れてくれて理想的だが、コンパクトデジカメではそういうコントロールは難しい。
ティーカップはぐるぐる回るので顔に日が当たったり逆光になったりを繰り返す。適度に日差しが当たった方がきれいに撮れるので、いろいろなタイミングで撮っておくのがいい。
ぐるぐる回るシリーズ第2弾はメリーゴーランド。一番内側に乗って、外の風景と一緒に撮ってみた。
メリーゴーランドはたいてい屋根の下にあり、背景はたいてい屋外なので、どう撮っても逆光になる。
こんな風に背景が明るすぎるために、メリーゴーランドが暗くなっちゃうのだ。かといって露出補正をして明るく撮ろうとすると、今度は背景が明るくなりすぎて白トビしてしまう。
そういうときはストロボを強制発光させるといい。暗い屋根の下はストロボを焚いてその光で撮っちゃうのだ。そうすれば全部が丸く収まるのである。
外が曇っているとシャッタースピードも落ちるので背景がきれいに流れてくれる。
この辺のテクニックはその日の天候しだいということで。こういう写真を狙って撮りたい人は、マニュアル系機能が充実したデジカメを用意しよう。
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