映像出力はコンポジットおよびS端子を装備している。さらに、この両端子に付属のアダプタケーブルをつなげば、コンポーネント接続も可能だ。テレビへの接続はもちろんDVD鑑賞を行うために必要なのだが、さらに、各種設定やuMusicのインタフェース画面としても利用される。
接続が完了すれば、サラウンドの設定となるが、この製品では自動音場補正システム「ADAPTiQ」を採用しているので、付属ディスクを挿入し、画面上の指示に従えば、ほとんど操作なしで設定が行える。
具体的には、付属のヘッドセット型マイクを自分の頭に装着し、ただリスニングポイントに座っていればいい。すべてのスピーカーから順にテスト信号を出力、その音がヘッドセット型マイクで拾われ、本体のAUX入力へと伝えられる。各スピーカーが鳴るのは数秒ずつ程度だが、普段聴取する位置(または姿勢)を5パターン選び、そのすべての場所で測定するので、すべての工程を行うには15分程度の時間がかかる。
5.1chサラウンドシステムでは、各スピーカーのバランスをとるのが意外と面倒かつ難しいのだが、音響効果を最大限に引き出すためには不可欠な作業でもある。「Lifestyle 48」では、トータルシステムゆえのユニット自体のバランスのよさに加え、自動音場補正システムを採用していることで、簡単に最良の設定が行えるわけだ。さらに、かなりアンバランスなスピーカー配置を行ったり、音響特性に難がある場合でも、うまく補正をかけてくれるのは、非常に有用だ。
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