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東芝、LZ150シリーズのDLNAガイドライン対応を開始

» 2005年06月21日 15時44分 公開
[ITmedia]

 東芝は6月20日、デジタルハイビジョン液晶テレビ「“beautiful face”LZ150シリーズ」のDLNAガイドライン対応アップグレードを開始した。これにより、パソコンやDVDレコーダーに保存したコンテンツをネットワーク経由で視聴できるようになる。

 対象モデルは、32型と「32LZ150」と37型の「37LZ150」。BSデジタル/地上デジタル放送、もしくはインターネット経由のダウンロードという3つの手段があるが、20日に開始したのはインターネットを介した専用サーバからのダウンロード。BSデジタル/地上デジタル放送の放送波を利用するアップグレードは、6月27日から開始する予定だ。アップグレードに関する費用はかからない。

 ダウンロードの手順は以下の通り。ネットワーク接続したLZ150シリーズのメニューから「設定メニュー」→「その他」→「ソフトウェアのダウンロード」→「サーバーからのダウンロード」と選択していき、画面の指示に従うだけだ。操作詳細は同社の案内ページを参照してほしい。

photo DLNAガイドライン準拠のソフトウェアを導入したPCや対応DVDレコーダーがサーバになる

 DLNA(Digital Living Network Alliance)ガイドラインは、ホームネットワークを通じてパソコンやAV機器がコンテンツを相互に利用できるようするための標準規格。対応ソフトを導入したPCやDVDレコーダーをサーバ(デジタルメディアサーバ)として、そのストレージに保存されているコンテンツを同一ネットワーク内にあるLZ150シリーズ(デジタルメディアプレーヤー)で視聴できるようになる。

photo 同一ネットワーク内にあるデジタルメディアサーバ(同じルータの下にあり、プライベートアドレスを付与されている状態)は、「face net」画面に「LAN-S」と表示される

 再生可能なコンテンツは、映像がVRフォーマットのMPEG-2、映像に付随する音声としてリニアPCM、AC3、MPEG-1レイヤー2。そしてJPEG画像。JPEG画像は、640×480ピクセル以下の画像もしくはデジタルメディアサーバ側で640×480ピクセル以下に変換されたものに限られる。

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