ソニーのHDD搭載オーディオシステム“ネットジューク”「NAS-A10」は、エニーミュージック対応を最大の特徴とするミニコンポ。エニーミュージック対応オーディオ機器では、PCレスで音楽のダウンロード購入や、CDのオンライン注文ができる。しかし、この記事ではエニーミュージックには特に触れない。音楽ジュークボックスとしての「NAS-A10」の実用度を計ってみたい。
この「NAS-A10」は本体とスピーカーという、きわめてシンプルな構成で、本体にはCDドライブのほか、容量40GバイトのHDD、そして、メモリースティックスロットを内蔵。もちろん、エニーミュージックを利用するためにLAN端子(100BASE-TX/10BASE-T)も装備している。
本体は90(幅)×315(高さ)×314(奥行き)ミリ、重さ4.9キロで、写真で見ていた印象よりも多少大きく感じたが、設置には特に困ることはないだろう。縦置きを基本としているが、横置きにも対応している(右側面を上にして設置)。スピーカーにはケーブルが直付けされており、その先のコネクタを本体背面へ差し込む。あとは本体に電源とネットワークを接続すればいい。もちろん、FM/AMラジオを利用したいなら、アンテナの接続も必要だ。
スピーカーは2WAYバスレフ型で、ウーファー(10センチ)×1、トゥイーター(4センチ)×1というユニット構成。サイズが135(幅)×315(高さ)×180(奥行き)ミリ・重さ2.3キロと、それなりの大きさなので、机の上に置くのは少し難しいケースもあるかもしれない。
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