ソニーは7月13日、地上/BS/110度CSデジタル対応の28V型ハイビジョン液晶テレビ“WEGA(ベガ)”「KDL-L28HX2」の一部機種で不具合が発生する可能性があるため、無償で点検・修理を行うと発表した。
KDL-L28HX2は、2003年11月1日に発売されたディスプレイユニットとメディアレシーバーから構成されるチューナーセパレート型の液晶テレビ。今回、点検・修理の対象となる機種は、2003年11月から2005年5月にかけて製造された約1万6000台。設計・製造上の不備によって、一部機種でまれに家庭のブレーカーが落ちる現象や、ディスプレイユニットおよびメディアレシーバーユニットの金属端子部分に触れるとまれに感電する危険性があることが判明したという。
不具合の原因について同社は「設計・製造上の不備とともに経年変化及び外部からの振動や衝撃が加わることで、コンデンサーの足が絶縁シートを貫通してシャーシに接触し、ショート状態となる可能性があるため」と説明している。
ユーザーからの申し出・照会に基づいてユーザー宅を訪問し、製品の無償点検・修理を行う。型名はディスプレイユニットの保証書もしくはディスプレイ本体の背面中央に表示されているという。
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