本格的に夏らしい暑さを感じるようになってきました。お子様がいる人は、学校も夏休みに入り、これから約1か月は家族で出かける機会が多くなると思います。しかし自分の家がどこかに遊びに行こうと計画しているのであれば、どこか別の家庭でも同じように出かける計画を立てているものです。いざ外出してみると平日でも道路渋滞にはまってしまい、遊びに行くだけでヘトヘトになってしまった経験を持つオトーサンも多いことでしょう。
そのようなとき、渋滞そのものを解消することはできませんが、渋滞のイライラを少しでも解消する手段を与えてくれるのが、昨今のカーナビです。
最新カーナビ導入により、より進化したナビゲーション機能だけでなく、渋滞をうまく避けて走行したり、車内で音楽や映像を流して、同乗する家族を楽しませることができることができることでしょう。カーナビの2005年モデルも各社出揃ったところなので、今がまさに買い時といえます。
というわけで今回は、最新カーナビ購入のポイントをチェックしていきましょう。
カーナビのカタログを見ると、モニター設置タイプの情報としてその取り付け位置と本体サイズの2つが必ず含まれています。
モニターの取り付け場所として、車内中央などのカーステレオ設置部分にすべて埋め込んで使用できる「インダッシュ型」、本体はカーステレオスペースなどに入れ、モニターのみダッシュボード上などに設置する「オンダッシュ型」に分けられます。また、インダッシュ型には、使わない時はモニターを収納しておけるタイプと、本体前面いっぱいに画面があるタイプがあります。
そして本体は、1DINタイプと2DINタイプと2種類のサイズがあります(DIN:Deutsche Industrie Normen──ドイツ工業規格のことで、カーステレオの本体サイズ用規格としてよく用いられる。1DINは、50(縦)×178(横)ミリ)。カーステレオスペースのうち、カーステ機器1基ぶんのサイズのものは「1DIN」、たて2基分のサイズのやや大きなものは「2DIN」とスペックに記載されます。これらは車種やメーカーによって若干変わってきますので、事前に車内を見ておくか、車のマニュアルなどで確認する、あるいはディーラーなどに問い合わせておくなどしておくとよいでしょう。一部軽自動車などを除く国産普通乗用車の多くは2DINぶん備えていますが、外国車では1DINぶんしか備えていないモデルもあります。
今回取り上げる最新カーナビは、いずれもHDDを搭載するモデルです。HDDナビは詳細の地図データそのものや各種店舗情報、音楽データなどを容量の多いHDD内に保存できることが大きな特徴。DVDタイプもやや安価傾向で存在しますが、ルート設定の高速さや詳細データも含めた詳細の地図情報(有名スポットの地下駐車場まで表示されるモデルもあります)といった肝心の部分に大きく差が出るうえ、特徴的なナビ以外の機能にも優れる部分が多いため、いま買うのであれば確実にHDDモデルにしておきたいところです。
HDD容量は20Gから30Gバイトが主流で、HDD部分を取り外してPCと接続できるモデルもあります。自宅のPCで音楽や映像を楽しんでいる人には取り外し可能であれば、より便利に使えることでしょう。
最近のカーナビのハヤリ機能、それはiPod連携機能です。iPodを車内でも活用したい人はiPod連携機能の有無チェックは必須だといえます。標準で搭載されるものと、実売1万円ほどのオプション接続キットを別途導入することにより対応できるモデルが増えてきました。
また本体HDDに録音して再生できる音楽フォーマットは、ほぼすべてのモデルでMP3には対応しています。なかにはWMAやATRAC3/ATRAC3 Plusなどに対応するモデルもあり、このあたりはメーカーにより若干の違いがあります。MP3以外のフォーマット対応を望む人はこのあたりもチェックポイントといえます。
また、本体にDVD-ROMドライブを搭載するモデルであれば、その多くがDVD-Video再生機能を備え、車内で映画DVD視聴を、といったこともできます。また、MPEG-1/2/4フォーマットに対応する「HDDビデオプレーヤー機能」や、オプションでデジタル放送を受信可能な多機能モデルもあり、PC上で多くの動画ファイルを所持している人にとってはうれしい機能といえるでしょう。
さて、一通りの機能を紹介してみました。どこで選ぶかは好みや用途に応じて分かれると思いますので、用途別にポイントをおさらいしてみましょう。
まず、お子様や奥様が車内で退屈しないようなカーナビを選ぶなら、「音楽/動画再生機能」の充実したモデルがお勧めです。映画DVDの再生といったこと以外に、自宅PCで扱っている動画ファイルを車内でも再生できる「HDDビデオプレーヤー機能」搭載モデルはかなり便利そうです。
続いて、ともかくナビの機能が重要という人は、各社の「渋滞回避機能」に注目してみましょう。従来より備わるVICS対応は当然ですが、VICSからデータが取得できないような場合でも、専用サーバから渋滞情報の取得が行えるモデルや、過去の渋滞データを本体内に記録し、それをルート設定に活用するといったモデルがあり、高精度の渋滞予測や、より渋滞を避けられるようなルート設定ができるモデルはポイントが高いといえるでしょう。
それ以外のポイントとしては、常時iPodを使っている人なら当然「iPod連携機能」は見逃せないし、音楽・動画データをPC上に多く所持するPCユーザーにとっては、より便利に活用できうる着脱式HDD機構を備える製品に心惹かれることでしょう。
最後に重要なのはもちろん価格。ポータブルモデル以外は車への取り付け手段にもやや苦労するところです。そのため一般的には自動車用品店で購入し、取り付けも一緒にオーダーするという方法をとることが多いのですが、最近は通販で本体のみを安く購入し、持ち込み(他店で購入した製品)でも取り付けてくれるショップやディーラーにオーダーするという方法で導入するユーザーもかなり増えています。たとえば新車購入時などは純正オプションのナビを選択せず、より高性能な最新ナビをディーラーに渡して納車時取り付けを依頼するという人も多いと聞いています。
ただし取り付け工賃がいくらくらいになるか(合計でいくらになるか)ということと、取り付けを受け付けてくれるショップやディーラーを探す必要はありますが、購入代金と取り付け工賃込みで安価なのであれば、通販を活用しない手はないといえるでしょう。もちろん自分で取り付けができる人であれば、より安価に導入できる可能性はかなり高いといえます。
では、次のページからのスペック比較カタログでポイントをチェックしながら、お好みのカーナビを探してみましょう。
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