今日から始めるデジカメ撮影術
第28回 水辺と防水デジカメの関係(1/3 ページ)
防水系デジカメとは
普通のデジカメ(に限らず、携帯電話やiPodもそうなんだが)は水に弱い。濡らしてはダメだし、濡れた手で使うのもはばかられる。隙間から中に水が入ることで故障しかねないからだ。
でも夏といえば、海や川、子供がいたら庭でビニールプール、最近増えている「親水系」の水で遊べる公園など、水があるところへ遊びに行くことが飛躍的に多い。そういうとき防水系デジカメがあると「濡れ」を気にせず遊べて面白いのだ。
防水系デジカメといっても、大きく2つに分けられる。1つはデジカメ自身が「防水仕様」のもの。といってもそんなにたくさんあるわけじゃない。
水がかかってもOKだけど水没はダメよ、という「生活防水」型として、オリンパスのμDigitalシリーズやニコンの「COOLPIX S2」などがある。どちらも「JIS保護等級4級」相当で、「水の飛沫によって有害な影響を受けない」レベル。
続いて、水没させてもOKという「完全防水」型がペンタックスの「Optio WP」。これはJIS保護等級8級と非常にハイクオリティで「水中撮影が可能」な完全防水の製品だ。ただし、深さと時間に条件がある。水中撮影が可能な製品はどれもそうなのだが、水深何メートルで何分間まで使えるかが明記されているのだ。これは重要で、深くなればなるほど、水中に長くいればいるほどカメラにかかる水圧が大きくなってくるためである。Optio WPは水深1.5メートルで30分。プール程度なら潜ってもOKだが、海では素潜りもちょっと危ないというレベルだ。
もう1つは、カメラは普通だけど、防水ケースに入れることで撮影の幅が広がりますよという製品。ダイビング時にカメラを持って行って写真を撮りたいというニーズは広がっており、多くのデジカメが水中撮影用の防水ケース、いわゆる「水中ハウジング」を用意している。
でもダイビング用だと「水深40メートル」クラスまでサポートするため、どうしてもケースが大きくて高価になる。
ユニークなのがソニーが「DSC-T7」(以下、T7)用に出している「スポーツパック」。水深3メートルという制限が付くが、その分低価格で小さい。厚さは28ミリともともとT7が超薄型なだけあって、スポーツパックに入れた状態でも普通のデジカメと変わらない厚みで、かなりの水中撮影が可能になるのだ。
せっかくの夏なので、防水デジカメやお手軽なスポーツパックで水のあるところでいろいろ撮って遊ぼうというのが今回の趣旨なのである。
まずは身近なところから
水中系デジカメを手にしたら、まずは身近なところで使ってみよう。とりあえず洗面台に石やらミニカーやらを沈めて撮ってみた。
水中で注意すべきことはいろいろあるが、まずは画角。空中と水中で光の屈折率が違うので、写る範囲が変わる。約1.3倍ほど望遠になると思えばいい。
洗面台で水に沈めつつ撮る。
このように確かに水中写真の方がやや望遠気味に写るのである。水中だとどうしても暗くなるしホワイトバランスも難しくなる。よってストロボを焚いた方がいいことも多い。
こんな調子で洗面台のみならず風呂場でも遊べるが、デジカメの動作保証温度はたいてい0~40度であるからあっという間にそれを超えちゃうし、CCDは温度が高くなるとノイズが増えるので、お湯の場合はその辺に気をつけること。
海や川で遊んでみる
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
今日から始めるデジカメ撮影術
この記事の著者
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
タイムズカー漏えいで集団訴訟の動き、登録3000人弱 呼び掛けた弁護士に聞いた──「謝罪で済む案件ではない」
-
2
第一生命に不正アクセス 従業員情報12万人分漏えいか 退職者も対象
-
3
「Androidのマイナンバーカード」提供へ 20日から 物理カードなしでも本人確認など可能に
-
4
睡眠中に「ピンクノイズ」を聞くと“脳内ゴミ”の洗い流しが強まる? 米MITが人間で実験 Science系列誌で発表
-
5
ヤマト運輸、「クロネコ代金後払いサービス」への不正アクセスで続報 利用者など一部個人情報が漏えいか
-
6
タイムズカー、退会者の免許証画像も「7年」保存していた理由 パーク24に聞いた
-
7
ローソンのメールサーバが踏み台に、不審メール約70万件送信 件名「RE」など
-
8
免許証の悪用防止で申し込み集中 JICCがアプリ受付を一時休止 タイムズカー漏えいの影響か
-
9
「アバハウス」全顧客の情報漏えいか 会員・受注DBに不正アクセス 「不審な返金メール届いた」報告で判明
-
10
免許証の悪用防ぐ届出集中、CIC・JICCで手続き遅延 タイムズカー情報流出直後に
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR