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基本に忠実なお風呂テレビ、“ZABADY”「VL-J552PW/B」浴場のある暮らし――Nagaburo Style(2/3 ページ)

» 2005年09月01日 19時20分 公開
[芹澤隆徳,ITmedia]

 チャンネル設定は自動サーチに対応している。メニューキーを3秒以上押し続けると、すべてのチャンネル設定が一度解除され、選局モードを変更できる。音量キー(+とー)でフリー選局が始まり、自動的に受信できる放送局に周波数を合わせる仕組みだ。ただ、自動サーチモードのときに電波状況の悪い場所にいくと、いつまでもサーチし続けてしまう。設定はお風呂に持ち込む前に済ませておきたい。

photo プラスチック製の防水カバーは、上のボタンを押しながら開く仕組み。側面には、AV入力端子や外部アンテナ端子、ヘッドホン端子を備えている

 電源は、専用ニカド充電池、家庭用電源、自動車のDC12V、乾電池(アルカリ乾電池×6本)の4方式に対応している。ただし、カーアダプターは別売(VL-CH34、2625円)。また乾電池ボックスはニカド充電池のスペースと共用で、大きなマイナスネジのような「電池ふたネジ」を2本開けなければ入れられない。常用することは想定されていない。実際、電池駆動だけのポータブルテレビでは電池代も馬鹿にならないから、本格的にお風呂テレビ生活をしたいのなら、充電池タイプのほうがオススメだ。

photo 乾電池ボックスはニカド充電池のスペースと共用。電池はアルカリ乾電池×6本を使用する

 同機の場合、基本的に本体は充電池で動かし、付属の充電台にACアダプタを常時挿しておくスタイルだ。使用しないときには、本体を充電台に乗せておくだけで充電できるため、たとえば半身浴などが毎日の習慣になっている人にも適している。ニカド電池では約2.5時間の連続使用が可能。バッテリー駆動のテレビとしてはまずまずの数字で、試用機でも2時間前後は利用できた。

photo 付属の充電台(左)とACアダプタ。上にテレビ本体を載せると、充電開始だ。充電中は前面中央に赤いランプが灯る。なお、充電中でもテレビは視聴できる

 本体のロッドアンテナは、垂直に立てて、上に伸ばすのが基本。しかし、最大限に伸ばすと結構な高さがある。測ってみたところ、台座部分からアンテナの先まで約90センチもあった。広いお風呂がある家庭ならともかく、一人暮らしのユニットバスではかさばるかもしれない。

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