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ビクター、車載用ウッドコーンスピーカーなど5機種発表

» 2005年09月02日 16時53分 公開
[ITmedia]

 日本ビクターは9月2日、振動板に「木」を使用したスピーカーなど、カーオーディオ5製品を9月中旬より順次販売すると発表した。

 発表されたのは、車載用スピーカー「CS-WDS1」「CS-WD85」、WMA/MP3対応SD/CDレシーバー「KD-SD700」、CD/カセットレシーバー「KW-TC310」、アクティブサブウーファー「CS-BB2」。価格はCS-WDS1が15万2250円、CS-WD85が4万7250円、KD-SD700が4万4100円、CS-BB2が2万1000円。KW-TC310はオープン価格となっており、実売想定価格は2万4800円前後。

 CS-WDS1とCS-WD85は、いずれも高温多湿な車内環境に対応した新開発のウッドコーン搭載スピーカー。サイズはCS-WDS1は14.5センチ径、CS-WD85は8.5センチ径となっている、CS-WDS1は50kHzまでを再生可能な2センチのウッドドームツィーターもあわせて備えており、ワイドなダイナミックレンジを実現するほか、バイワイヤリング/バイアンプ配線にも対応する。CS-WD85は放熱性と剛性に優れたアルミダイキャストフレームと振動を抑えるブチルラバーエッジを採用するほか、4層巻きボイスコイルや銅キャップ付低歪率磁気回路などを搭載することによって、クリアな中高域と質感にあふれる低域を再現するという。

photo CS-WDS1(左)とCS-WD85

 KD-SD700は音楽CD(CD-DA)のほか、WMA/MP3が記録されたCD-R/RWやSDメモリーカードの再生が可能。前面のディスプレイにはID3タグなどやCDテキストなどの日本語表示も行えるほか、ユーザーが独自の画面設定を行える「3-D Drive」にも対応する。サイズは178(幅)×50(高さ)×177(奥行き)で、ライン入力端子も備えており、ポータブルプレーヤーを接続することもできる。

photo KD-SD700

 KW-TC310はAM/FMチューナーも内蔵されたCD/カセットレシーバー。CD-R/RWの再生に対応するほか(対応フォーマットはCD-DAのみ)、カセットデッキにはテープとヘッドの密着率を高めることにより、安定した再生を可能にする「EHPヘッド」を搭載した。ステレオミニジャックを前面に備えており、ポータブルプレーヤーなどを接続して楽しめる。サイズは178(幅)×100(高さ)×175(奥行き)ミリ、50ワット×4のアンプを内蔵している。

photo

 CS-BB2は120ワットの出力を持ちながらも290(幅)×200(奥行き)×60.5(高さ)ミリという薄型設計になっており、シート下などのスペースにも設置できる。入力インタフェースとしてはスピーカー/RCAの2つを備える「2ウェイ入力」方式となっているほか、低音レベルの調整とブーストのON/OFFが行えるリモコンが付属する。

photo CS-BB2

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