8月25日、インタラクティブ・プログラム・ガイドが1つのニュースリリースを出した。内容は、アナログ地上波用EPGの品質向上を目的として、9月1日から新しいEPGデータの運用を開始するというもの。この中で、5つの改善点が挙げられている。
いずれも、これまでGガイドのとして指摘されていた部分だ。たとえば、1と2はタイトル表記の“揺れ”を改善することにあたり、4や5の番組ジャンル、出演者情報に関しても従来は豊富とはいえなかった。
では、実際にどう変わったのだろうか。Gガイドを採用している日本ビクターの「DR-MH55」でチェックしてみた。また、PC用キャプチャカード「SmartVision HG2/R」(NEC製)を使い、ADAMS-EPGと比較してみる。
まず番組タイトルの表記だが、以前から省略されることが多かった「上沼恵美子のおしゃべりクッキング」「徹子の部屋」を対象にした。この2つの番組は連続した時間に放送されており、以前は1つの番組枠にまとめられてしまうことすらあった。
結果は下の画面通り。番組情報はパーフェクトだ。どちらの番組もまったく揺らぎはなく、もちろん1つにまとめられることもなかった。
ちなみに「ADAMS-EPG」では、この2番組が1つの番組にまとめられており、番組名も「上沼」「徹子」に省略されていた。ただし番組名の揺らぎはなく、理解してしまえば問題ないレベルで、改善前の「Gガイド」よりはずっとまともだ。
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