iPod nanoの発表と同時に、ライブラリーソフト「iTunes」もメジャーバージョンアップし、iTunes“5”となった。いくつかの新機能が追加されたほかルック&フィールも一部変更され、ジョブズ氏も「かなり気に入ってもらえるだろう」(ジョブズ氏)と自信たっぷりの“新iTunes”をチェックしてみた。
新バージョンもこれまでのiTunesと同様に、ココからダウンロード可能だが、セットアップしてみると、色合いや基本的なユーザーインタフェースこそ変わりないものの、微妙な変化があることに気が付く。
画面上部タイトルバーのツートンカラーがなくなったほか、ボリュームコントロールのスライドバーも再生/停止ボタンの下から右側に変更され、画面上部が、よりスッキリした印象となっている。4.9では左下に用意されていた「ビデオをフルスクリーンで表示します」のボタンもなくなっている。
再生中の曲情報については、これまでも画面中央上部に経過時間とタイムバー、曲名/アルバム名が表示されていたが、新バージョンではこれらの情報に加えて、曲の残り時間も表示されるようになった。
新バージョンの最も大きな変更点は検索機能の強化だ。iTunesでは右肩に検索窓が設けられており、これまでは現在左ペインで選択されているソース(ライブラリやポッドキャスト)を検索対象としていたが、新バージョンでは「検索バー」が追加され、より広範囲な検索と高度な絞り込みが可能になった。
検索バーは検索窓へなんらかのキーワードを入力したときにライブラリの上部に現れ、基本的にはiTunes内に収納されているすべてのコンテンツを対象とした検索を行い、その結果を表示する。例えば、「Love」という単語で検索すれば、「Love」という単語を含むすべて(曲やポッドキャスト、オーディオブックなど)が検索結果として表示される。
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