ソニーは9月14日、薄型テレビおよび液晶プロジェクションテレビの新ブランド「BRAVIA」を発表した。同時に液晶テレビ3シリーズ6機種と液晶プロジェクションテレビ2機種をリリース。なお、米国では一足先に発表されている。
BRAVIAは、「Best Resolution Audio Visual Integrated Architecture」の頭文字からとったもの。韓国Samsung Electronicsと合弁で設立したS-LCD社製のパネルを採用したことをきっかけに従来の「WEGA」から改める。同社によると、S-LCD製パネルは、1300:1の高コントラスト、上下左右178度の視野角、8ミリ秒の応答速度など「飛躍的な性能向上を実現した」(ソニー)という。
各シリーズの概要は下記の通り。詳細は順次掲載する予定だ。
フルハイビジョン対応パネル(1920×1080ピクセル)を搭載したデジタル放送チューナー搭載テレビのハイエンドシリーズ。46V型の「KDL-46X1000」と40V型の「KDL-40X1000」をラインアップ。新開発の広色域バックライトシステム「ライブカラークリエーション」により、色の3原色のうち赤と緑の色再現性を向上させた。また、独自の高画質回路技術「DRC-MFv2エンジン」を搭載する。11月20日発売予定。市場想定価格は、46V型が65万円前後、40V型は55万円前後。
32V型の「KDL-32V1000」と40V型の「KDL-40V1000」をラインアップ。チラツキの少ない鮮やかな映像を再現する高画質化回路「高集積ハイビジョンビデオプロセッサー」を搭載した。10月20日発売予定で、市場想定価格は40V型が43万円前後、32V型が31万円前後。
32V型「KDL-32S1000」と40V型「KDL-40S1000」の2モデル。スタンダードモデルという位置づけで、両モデルとも省スペース性を重視した薄く・幅の狭い筐体が特徴。チラツキの少ない鮮やかな映像を再現する高画質化回路「高集積ハイビジョンビデオプロセッサー」を搭載。10月1日発売予定。市場想定価格は、40V型が41万円前後、32V型は29万円前後。
42V型「KDF-42E1000」と50V型「KDF-50E1000」の2モデル。小型液晶「ソニーパネル」を3枚搭載した3LCD方式を採用。パネル解像度は1280×720ピクセル。新開発の光学ブロックを採用してコンパクトなボディを実現しており、32型ブラン管テレビを設置していたコーナースペースにも設置できるという。10月20日発売。市場想定価格は、50V型が40万円前後、42V型が33万円前後。
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