メタルラックやペット用品で知られるアイリスオーヤマは9月14日、“ペットと暮らす家庭向け”の空気清浄機3機種を発表した。気になるペット臭を取り除くフィルターを新開発。さらに、ペットの抜け毛を除去するフィルターを“使い捨て”にするなど、ペット用に特化した仕様になっている。
アイリスオーヤマの大山健太郎社長は、「ペットを室内で飼育する家庭が増加を続ける一方で、ペット特有のニオイや抜け毛などに悩まされている家庭も多い。しかし既存の空気清浄機が持つ脱臭機能は、主にタバコ臭などを想定したもので、ペット臭に対しては“時間がかかる”“効果が薄い”といった声も聞く」と指摘する。「ペット臭用のフィルターは、われわれが2年前から開発してきたもの。ペット向けをうたった空気清浄機は初めて」(同氏)。
同社が開発した「特殊加工活性炭フィルター」は、活性炭にアンモニアを吸着する性質を持つリン酸などをくわえ加工したもの。同社の検証によると、通常の活性炭フィルターと比べてアンモニアの除去速度がおよそ10倍になったという。同様に、タバコ臭のアセトアルデヒドを除去するフィルターも用意。IA-300の場合、これらの脱臭フィルターを2枚まで追加できる(計3枚)。
一方、シャープと共同開発した「FU-450CX」「FU-250CX」の2機種には、プラズマクラスターイオンを搭載している。「プラズマクラスターイオンにより、“フィルターによる浄化”と“空中の浄化”という2つの効果が期待できる」(同社)。
ペットの抜け毛対策として「使い捨てフィルター」も採用した。FU-450CXには「使い捨てフィルター交換サイン」を備えるなど、メンテナンス性にも配慮した。交換の目安は約1カ月。交換用フィルターは6枚入り2400円で販売する予定だ。
3機種はいずれもオープンプライス。全国のホームセンターや大手量販店などのペット用品売り場で10月14日から販売する予定だ。そのほかの主な仕様は下記の通り。
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