Blu-ray DiscをサポートするというParamount Home Entertainmentの発表に対し、NECとともにHD DVD方式を推進している東芝は10月3日、HD DVDフォーマットの優位性を擁護する公式声明を出した。
東芝はこの声明の中で、Paramountは引き続きHD DVDをサポートするはずだと述べており、市場への投入時期、実証された容量、低コスト、消費者向け機能といった点での優位性はParamountも理解しているだろうと強調。今後も協力関係を継続していきたいと述べている。
Paramountが対立する2方式を採用することについては「映画会社は家電とIT業界において何が起こるのかを見極めたいのだろう」と理解を示している。
HD DVDのスケジュールは日本では2005年末、米国では来年早々にリリースが計画されており、量産計画についてもBlu-rayよりもはるかに進んでいると東芝は強調。DVDとの互換性やPCとの接続性、そしてAACSを採用することにより、ハリウッドが最も懸念しているコンテンツ保護問題に対処できると主張している。
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