CEATEC JAPAN 2005
近づく“Blu-ray Discの素晴らしき世界”(1/3 ページ)
次世代DVDの熱いバトルが繰り広げられている今年のCEATEC。HD DVDプロモーショングループが気勢を上げた10月5日、夕方に行われた最後のキーノートで、対抗勢力のBlu-ray Disc(BD)陣営もパネルディスカッションを行った。
「Blu-ray Discが実現する素晴らしき世界」と題されたパネルディスカッションには、Blu-ray Disc Association(BDA)に加盟するハードメーカー/コンテンツベンダーの代表として、ソニー コーポレート・エグゼクティブSVPの西谷清氏、20世紀フォックスホームエンターテイメント シニア バイスプレジデント ビジネス&テクノロジー ストラテジーのローイ・キャネル氏、松下電器産業パナソニックAVCネットワークス社 蓄積デバイス事業・アライアンス推進室長の小塚雅之氏の3人がパネラーとして参加。司会進行を、ITmediaでもお馴染みのデジタルメディア評論家・麻倉怜士氏が務めるという豪華な顔ぶれでBDの現状と将来性が語られた。
冒頭、ソニー西谷氏がBDフォーマットの特徴や規格策定の現状を説明。レコーダー向けのBD-RE、ライトワンスのBD-R、パッケージ向けのBD-ROMと、いずれのフォーマットも順調に規格策定が進んでいることをアピールした。
「すべてのフォーマット策定が年内に決定して、いよいよ来年には商品が登場。話題のBD-ROMパッケージもすでにディスクの製造がスタートしている。BDの大きな特徴が、1層25Gバイト/2層50Gバイトという大容量性。そしてBDとDVD、BDとCDといったハイブリッド化ももちろん可能。ここで重要なのは、BDは片方の面からすべて再生できる点で、コンテンツベンダーは映画や音楽のレーベルなどをディスク面にしっかりとつけることができる。CD/DVD/BDというフォーマットが1枚に収まり、しかも片方面から再生できるという“使いやすさ”もBDのメリット」(西谷氏)
また西谷氏からは、BDA参加企業が9月現在で148社に拡大したことも明らかにされた。
BDによって広がる素晴らしい世界
“BDの夜明け”まで秒読み段階となった現在、単なる技術紹介ではなく、BDによってどんな素晴らしい世界が広がるのかというスタンスでディスカッションは進められた。
BDの最大の魅力は「ハイビジョン」――、とくれば“Hivision Lover”を自負するこの人の弁が冴えわたる。
麻倉氏は「デジタル放送のハイビジョンエアチェック、映画・音楽のコンテンツパッケージ、生撮りハイビジョンのアーカイブメディア、ゲーム/PCのプラットフォームと用途が幅広く、すべてが集合している」として、BDがあらゆるハイビジョンエンターテインメントの多様集合体となっている点を指摘する。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
GMO、ランサム被害にあった顧客に新しいPC提供へ 犯行グループは1人の顧客情報公開か
-
2
NECのルータ「Aterm」、PHP脆弱性の影響なし 設定画面URLの「.php」は無関係
-
3
「楽天トラベル」に不正アクセス 顧客情報最大約260万件など流出か 予約者約3.6万件のクレカ情報も
-
4
Google、プライバシーポリシーに「Gmail」「Googleフォト」のデータを広告に使う例外を追加 回避方法は
-
5
GMO不正アクセス、犯人側は「27日に顧客のPC攻撃」予告 GMOが端末回収、ホワイトハッカーが解析中
-
6
GMO、攻撃者の公開情報に「アクセスは絶対に控えて」 悪質な拡散者には法的措置を準備
-
7
「5年でバッテリーが使い物にならなくなる」は本当か テスラ「モデル3」5年目点検で分かったこと
-
8
GMO熊谷代表「社内ホワイトハッカーが事前に指摘」も対策遅れ、国に「能動的サイバー防御」要請 「責任転嫁では」SNSで批判も
-
9
「年齢は合ってますが、人間ではありません」 6歳の飼い猫に届いた“進研ゼミの案内” なぜ届いたのかベネッセに聞いた
-
10
グッスマに不正アクセス、公式EC閉鎖 会員の住所や注文履歴など漏えいか 再開目処立たず
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR