オシャレ＋超小型、そして光学ズーム――キヤノン「IXY DIGITAL L3」：レビュー（6/6 ページ）

[荻窪圭，ITmedia]

色効果なし

すっきりカラー

ソフト。色効果モードを変えて、テレ端のポートレートを撮影。上から、「色効果なし」「すっきりカラー」「ソフト」。日差しがつよいと色がやや強めに出るが、すっきりカラーにするとコントラストや彩度が柔らかくなる。特に顔の陰影に差が出る。ソフトにするとシャープネスがやや弱めになる。すべて1/400秒 F5.4

ISO200

ISO400。木陰にて撮影。暗かったので増感して撮影した。ISO200で全体に細かいノイズが浮き始め、ISO400だと暗部を中心に偽色ノイズに覆われてしまう。ポートレート撮影時の増感はさけたいところだ。上1/60秒 F3.2 ISO200、下1/160秒 F3.2 ISO400

マンションゴミ置き場のカラスよけネットの上でくつろいでいた猫を発見し、テレ端で撮影。夕刻だったのでISO200に増感している。多少ノイジーだがこういうカットなら使える。レンズがもうちょっと明るいとうれしいのだが。1/60秒 F5.4

映画館の売店にてカメラを固定してISO50で撮影した。暗所でもISO50でがんばって撮ればかなりきれいで暗部のノイズも出ない。1/3秒 F3.2

デパートの屋上から夕焼けを撮影。くっきりカラー。ホワイトバランスはオートだが、青から赤へのグラデーションがきれいに出ている。1/50秒F3.2

自転車に乗っていて、たまたま見つけた栗売りの軽トラ。栗の重さを量っては袋に詰めていた。さっと自転車を止め、やや望遠側でさっと撮影。こういう機動力がL3の楽しさといっていい。自然でいい感じのショットが撮れた。1/250秒 F4.5

モデル：中村まり