ベンキュージャパンは10月25日、DLPプロジェクターの新製品「MP610」を発表した。10月下旬から発売する。価格はオープンで、市場予想価格は7万9800円前後。
SVGA(800×600ピクセル)のDMDチップを採用する単板DLPプロジェクター。2000ルーメンという高輝度を実現。「実売10万円以下のプロジェクターではクラス最高レベルの輝度」(同社)。コントラスト比は2000:1。
通常のRGB+白の4セグメントに独自の黄色セグメントを追加した5セグメントのカラーホイールを搭載。従来のDLPプロジェクターでは再現が難しかったパステルカラーの忠実な色再現を可能にするという。また、PCモニタに近い色再現が可能なsRGBにも準拠。
カラー調整は9種類のアプリケーションモードを用意。PC入力時は「最高輝度」「プレゼンテーション」「sRGB/フォト」「ゲーム」「ビデオ」から選択可能(ビデオ入力時は「ムービー」「シネマ」「ゲーム」「フォト」)。
本体サイズは283(幅)×238(奥行き)×94(高さ)ミリ、重さ約2.7キロ。ピアノブラック調の光沢ダークブルー仕上げ天板を採用して高い質感を確保している。
インタフェースはアナログRGB(ミニD-sub15ピン)端子経由でPCと接続できるほか、アナログ映像向けにS/コンポジット映像入力を装備。また別売のアダプターを接続すればコンポーネント映像の入力も可能だ。
2つの大型ファンを低速で回転させることにより動作中の運転音を25デシベル(エコノミーモード時)にまで低減。またクイッククーリング機能を装備しており、使用後に冷却が完了するまでの待ち時間は約30秒で済むという。
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