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LIVINGSTATION“Gシリーズ”がこだわる「聴かせる音づくり」と「フォト・オンデマンド」(2/2 ページ)

» 2005年12月12日 00時00分 公開
[PR,ITmedia]
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プリンタやストレージビューワの接続も可能に――進化して帰ってきたフォト・オンデマンド機能

 LIVINGSTATION Gシリーズでは、大いに歓迎すべき、2つの“復活”も果たされた。1つはPC入力(アナログRGB)、そして、もう1つはフォト・オンデマンドである。特に後者は、“リビングステーション”という製品名を考慮すれば不可欠の機能ともいえるのだが、Sシリーズでは「機能をシンプルにして、価格を極限まで抑える」ことが最重要課題だったため、残念ながら省略されていた。

 フォト・オンデマンド機能の入り口となるのは、本体前面に配置されたカードスロットで、コンパクトフラッシュ、スマートメディア、メモリースティック、メモリースティック PRO、SDメモリーカード/マルチメディアカードに加え、xD-ピクチャーカードも直接挿入可能になった。もちろん、miniSDカード、メモリースティック Duo、メモリースティック PRO Duoも、アダプタ装着で対応できる。

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 あるいは、セイコーエプソンのPhoto Fine Player(マルチメディア・ストレージビューワ)「P-4000/P-2000」も接続可能だ。その場合は、本体背面に装備された拡張端子(USB・タイプA)を利用すればいい。

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 デジタルカメラや携帯電話で画像(JPEG)を記録した各種メモリーカードをスロットへ差し込むか、あるいはPhoto Fine Playerを接続すると、フォトビューワが自動的に起動する。さらに、今回は新たに動画にも対応し、AVI/MOV/MPEG-1(最大720×480まで)を再生できるようになった。写真や動画ファイルは、サムネイルで一覧表示されるので、閲覧したいものをリモコンで選択すればいい。画像のブラウズもなかなか軽快だ。リモコンに割り当てられたボタンを押すことで、表示中の画像を時計回りに90度ずつ「回転」、さらに、0.25倍単位で最大4倍までの「ズーム」も行える。もちろん、スライドショー機能も搭載しており、メモリーカードやPhoto Fine PlayerにMP3ファイルを入れておけば、それをスライドショーのBGMとして再生することも可能だ。

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 また、Pシリーズのように昇華型カラープリンタこそ内蔵していないが、その代わり、Gシリーズでは本体背面にプリンタ端子(USB・タイプB)が用意されている。接続できるのは、PictBridge対応プリンタ。現在では多くの製品がこの規格に対応しているので、特に問題はないだろう。出力は、フォトビューワ上で写真を選択して実行するほか(回転、ズームを適用して実行すれば、その状態でプリントアウトされる)、テレビ画面のクリッピングも可能だ。

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 料理番組のレシピや、プレゼント応募の宛先など、印刷したい画面でリモコンの「静止」ボタンを押すと、静止画閲覧モードに入るので、画面表示にしたがって、リモコンの「7」を押せば、プリントアウトが実行される。

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 Pシリーズがすでに実証していたとおり、LIVINGSTATIONの大画面は、テレビやDVDを観るばかりでなく、デジタルカメラなどで撮影した写真や動画を家族全員で眺めるのにも最適だ。あるいは、各地の滝を撮影した写真を集め、水が流れる音を記録したMP3とともに、スライドショー再生させるといった用途も考えられる。

 Gシリーズでは、フルハイビジョン対応パネルばかりに目が行きがちだが、決してそれだけの製品ではない。音響に関しては、オーディオ専業メーカーであるオンキヨーの協力を得て、その高品位大画面の迫力に見合うだけの、豊かな音場を演出できるスピーカーシステムを搭載した。さらに、セイコーエプソンならではのフォト・オンデマンド機能も、内容を強化したうえで再投入を果たしている。Gシリーズは性能を追求したフラッグシップモデルというだけでなく、ほかのさまざまな面でもバランスのとれた製品に仕上がっているのだ。

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提供:エプソンダイレクト株式会社
制作:ITmedia +D 編集部/掲載内容有効期限:2006年1月31日