エコプロダクツ2005
AVを進化させる“紙”“ジャガイモ”“トウモロコシ”(1/2 ページ)
東京・有明の国際展示場(東京ビッグサイト)で「~地球と私のためのエコスタイルフェア~エコプロダクツ2005」(以下、エコプロダクツ展)が開幕した。エコをテーマに環境負荷の小さい製品やリサイクル技術に関する取り組みを紹介する専門展示会だ。7回目となる今年は過去最大規模の502の企業や団体がブースを構え、最新技術やサービスをアピールしている。
展示会場に入ると、この手のイベントには珍しく、子どもたちの姿が多いことに気がつく。エコプロダクツ展は、当初から「環境教育」を1つのテーマに掲げており、小中高生の会場見学を積極的に受け入れているためだ。展示も、子ども向けの分かりやすい解説やイベントが多く、楽しみながら環境問題を学ぶことができる。
その1つがソニーブースの中にあった。子どもたちが熱心に絵を描いているのは、2004年にソニー・ミュージックコミュニケーションズが開発した「PIM」(Pulp Injection Mold)ケース。紙パルプとじゃがいものデンプンを主成分としており、金型に射出成形することでケースのような立体成形を可能にした植物由来のエコロジー素材だ。
強度はプラスチック並みを確保できる。そのうえ、廃棄後は土に還る――つまり自然循環型の光ディスクケースだ。「素材が紙パルプだけに透明にするのは無理だが、射出成型時にできる表面の凸凹をあえて残し、和紙のような風合いを出した。アーティストにも好評」(同社)。
また、素材が紙パルプのため、ペンなどで容易に書き込むことができるのも特徴。子ども達は、PIMケースに絵を描いたり、飾り付けをするなどしてオリジナルCDケースを作っていた。もちろん、出来上がったCDケースは“お持ち帰り”。
このPIMケースは既に実用化が進んでいて、今年6月にはPIMケースを採用した初のアルバムが発売されている。今後は、ケース単体の販売を目指すという。
「AQUOSの脚」にエコを見た
形を見れば、すぐにそれとわかる“AQUOS”のスタンド部。しかし、普通の脚とはちょっと違う。シャープが関西ペイントと共同開発した「植物系塗料」で塗装した試作品だ。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
肖像画をChatGPTに読み込ませて出力→加工して納品 委託先による著作権侵害で、小学館「サライ.jp」が謝罪
-
2
経営「AIでラクして早く帰って」→社員「帰らない」 工数最大9割減のDeNAも悩むAI効率化の壁
-
3
農水省の“クソダサ”ポスター話題 「AIよりよっぽど良い」の声も 担当者に狙いを聞いた
-
4
「POPOPO」サービス終了 開始から約半年
-
5
東京ゲームショウのグッズがメルカリに続々出品 「ビジネスデイなのに」など批判の声
-
6
生成AIで物議のレベルファイブ、東京ゲームショウ当日の様子は……現地を見てきた
-
7
ニチレイ、計5万件超の個人情報漏えいを確認 7月のサイバー攻撃で
-
8
「セーラームーンに似ている」 生成AIを使った化粧品の広告が物議 メーカーは謝罪と広告の撤去を発表
-
9
「不気味の谷を越えた」? 中国の美男美女型ロボット「U1」話題 286万円から
-
10
ドローン攻撃を受けたAWS中東データセンター、半年の復旧作業の末に「一部データは回復不能」
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR