ITmedia NEWS >

タッチパネル+高感度で使いやすい本格派――サイバーショット「DSC-N1」レビュー(3/5 ページ)

» 2005年12月29日 12時08分 公開
[小山安博,ITmedia]

 再生画面では、画面下部に常に前後のコマへの移動アイコンとMENUアイコンが表示され、オンスクリーンキーボタンを押す必要もない点はいい。ここでもアイコンが大きいので、画像閲覧に邪魔な場合は、オンスクリーンキーボタンを押すことで逆にアイコンを消すこともできる。この場合、画面にタッチして左右に指をずらすことで前後のコマに移動できる。

photo 再生画面。大型液晶を生かして写真は非常に見やすい。ただ、MENUと左右の矢印アイコンが邪魔に感じることも
photo アイコンが邪魔な場合はオンスクリーンキーボタンを押して表示を消せる。この場合、タッチパネルに触れながら指を左右にスライドさせればコマ送りができる。感度がそれほどよくないのが残念。指を上下にスライドさせたら10コマ送り、左右に回転させたら画像回転のように、PC尾マウスジェスチャー的なインタフェースは無理なのだろうか?

 ズームレバーを使った拡大再生時も、通常は十字に表示されるアイコンを触れることで画像の再生位置を移動できるが、オンスクリーンキーボタンを押せばアイコンが消え、タッチして指をスライドさせることで画像位置を移動できる。ただ、こちらはあまり感度がよくないのが惜しかった。

photo 拡大再生時、上下左右アイコンで再生位置を移動できる。「x1.0」ボタンを押せば、すぐに全画面表示に戻れる
photo ここでもオンスクリーンキーボタンを押せばアイコンを消せる。この場合も指をスライドさせれば再生位置を移動できるが、こちらもあまり感度がよくなかった

 また、サムネイル表示は最高で12コマまでで、画面下部にスクロールバー、MENUと左右アイコンが表示される。このアイコンは消すことができないため、3.0インチの大型液晶が生かし切れていないように感じる。スクロールバーを指で操作することはできず、上下スクロールもできない。ただ、サムネイルを指で触れて1画面表示に移動することはできる。

photo サムネイルが最高で12コマまでというのは物足りない。カレンダー的なインタフェースも特にない。サムネイルを指で触れるとそのコマが選択されて全画面表示になるのはいい
photo 再生中のMENU。アルバム機能も搭載しており、お気に入りの画像などを本体メモリにアルバムとして保存、好きな楽曲をPCから取り込み、BGMとしてスライドショー再生する、といったことも可能

 タッチパネルを生かした機能として、1コマ再生中にMENUから「ペイント」を選び、付属のタッチペンを使って画像に自由に描画できるのは面白い。もちろんPCに取り込んで画像編集ソフトを使った方がより高度な作業は行えるが、撮影してすぐに、その場で書き込める点はいい。忘れないうちにメモを取ったり、メッセージを記入したり、いろいろと工夫して楽しめる。ペイントした画像は、VGAサイズで別ファイルとして保存される。

photo ストラップに取り付けるタッチペンが付属。「ペイント」を選んで画像にお絵かきができる。本格的なものというよりは、その場で手軽に書き込める点がメリット。撮影場所をメモするといった使い方も考えられそうだ

 総じて、タッチパネルの使用感はいい。随所に見られる工夫も基本的には好感が持てる。現時点でも、コンパクトデジカメのインタフェースとしてもっと一般的になっていいほど快適で、今後はさらに使い勝手を向上させてもらいたいと感じた。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.