ナンプレは、縦9×横9のマス目に1から9までの数字を入れていくパズル。縦の列、横の列、そして3×3のブロックの中で同じ数字を入れてはいけないというルールがあり、複数の角度から考えて適切な数字を導き出さなければならない。「数字の推理で頭脳活性」(エポック社)という謳い文句も納得だ。
タカラの「kazzle?」(カズル)は、タッチパネルとスタイラスで操作できるのが特徴で、出題数はなんと100万問。1月26日に発売する予定だ。価格は3675円。
一方、エポック社の「ナンプレマスター」は、方向キーとテンキーで操作するタイプ。一見煩雑そうにも見えるが、「スタイラスと異なり、片手で操作できるため、電車通勤の人にオススメ」(同社)という。出題数は「10万問以上」で、価格は2079円。2月中旬に発売する予定だ。
もっと優しいパズルがほしいなら、トミーテックの「dot's」(ドッツ)はいかがだろう。穴の開いたパネルに“ドッツピン”と呼ばれる色付きのピンを差し込んでドット画を作るという、ブロックとパズルを組み合わせたようなホビーツール。同社によると、イメージや空間認知を担当する右脳の活性化に役立つという。
そしてドット画といえばビデオゲーム。「ドッツ」には「PAC-MAN」「Xevious」「SUPER MARIOBROS」など懐かしいレトロゲームのキャラクターを作成できるセットがいくつも用意されている。価格は987円から。1月26日には「ICE CLIMBER」(1344円)が仲間入りする予定だ。
一方、エポック社の「楽組パズル」は、ピースの大きさがポイントだ。普通のジグソーパズルの場合、一つひとつのピースの大きさはほぼ同じだが、楽組パズルでは「枠周辺のピースは大きく、内側にいくほど小さくなっています」(同社)。
つまり、遊び始めは簡単で、だんだん難しくなっていくというわけ。これなら、ピースの山を見て最初から諦めてしまう人が減りそうだ。また、ピースの大きな「楽組パズル」は、高齢者のアンチエイジング対策にも適しているという。
展示ブースでは、「ぐんぐんよくなる頭の使い方」(学研)などの著作で知られる諏訪東京理科大学篠原菊紀助教授のコメントを展示するなど、パズルが脳の活性化に繋がることをアピール。「ジグソーパズルは、すきまにぴったり合う図形を見つけたり、手を使ってモノを作る作業が必要になりますが、いずれの作業も脳の中の脳といえる“前頭前野”が活性化することがわかっています」。
ジグソーの絵柄も多彩。第一弾は、風景写真や有名絵画のほか、シニア世代向けに「七福神」や「お地蔵様」「鯉の滝のぼり」といった縁起物も用意される。価格は2500円から。2月17日に発売する予定だ。
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